岬麻呂旅便り324・石垣島
前回の「岬麻呂旅便り」記事で、「最終回」とさせていただきましたが、多くのご友人から「何らかの形で継続せよ」とのお便りを頂戴されたようで、旅報告の休止は取り止めとなり、いささかのスタイル変更を加えて継続されることとなりました。 よって、この「岬麻呂旅便り」シリーズ記事も、従前通り継続することといたします。 ということで、今年の初旅となる石垣島旅行の旅便りを以って2024年の幕明けとさせていただきます。(旅・岬巡り報告324・石垣島) 今回は、1月11日~14日の3泊4日のご夫婦旅でありますが、昨年末に奥様が腰痛を発症され、長い距離の歩行が困難になってしまわれたとかで、恒例の西表島や竹富島など高速船利用の離島には行けず、石垣島・島内ドライブのみになってしまったとのこと。奥様の腰痛が一日も早く軽快されることをお祈り申し上げます。1月11日関西空港→新石垣空港→(レンタカー)→ホテルミヤヒラ(3連泊) 午後便による出発ということで、旅初日はホテルレストランで夕食時に泡盛を楽しむなど、ごゆっくりされたようで、この日の写真はありません。 なお、石垣島の日没は大阪よりも90分ほど遅いとのこと。1月12日島内右回りドライブ→バンナ公園→石垣港に巨大クルーズ船遠望→観音崎灯台→唐人墓→御神埼灯台→川平湾→底地ビーチ→富野小学校→平久保埼灯台→玉取崎展望台→ホテルミヤヒラ15時帰着(一周約120km) この日から観光開始。島内右回りでドライブ。 先ずは、世界三大花木の一つ、カエンボクを見に、バンナ公園へ。(カエンボク)(カエンボクの樹) トックリキワタの花が満開になるのは11月とのことですから、これは季節外れに咲く「ときじくの」花ということになるか。(トックリキワタ) 黄色と言うべきか、オレンジ色と言うべきか、こんな色のカエンボクの花も咲いていました。(花がオレンジ色のカエンボク) 石垣港には、巨大なクルーズ船が停泊中。(石垣港遠望) 船名は、MSCベリッシマ。総トン数167,600トン、全長315m、 就航2018年6月、乗客定員5714名、乗組員数1536名、だそうです。 翌13日にこの船を間近に見てみようと港へと向かわれたようですが、この日の夜のうちに、つまり前夜に出航してしまっていたとのこと。 まさに「夜半に出航のあらぬものかは・・」であります(笑)。 石垣島最北端の平久保崎へと向かいます。(平久保崎の海・東方向)(同上・南東方向) 岬の先端にある平久保埼灯台の写真は、13日撮影のものを、13日の項に掲載しています。 そして、県道206号を南へと、とって返して玉取崎展望台へ。(玉取崎・北方向) 玉取崎展望台は金武岳東麓の高みにあり、平久保崎のある半島が東シナ海と太平洋を切り裂くように突き出している様が一望できるビューポイントになっている。 写真中央奥に見える三角形の山は、はんな岳。 左側の海が東シナ海、右側の海が太平洋。 少し東寄りにカメラの向きを変えると、こんな眺め。(同上・北東方向)1月13日島内左回りドライブ→八島人工島→平久保崎→野底海岸→吹通川マングローブ林→川平湾→ホテルミヤヒラ この日の最初の写真は、マンホール。(石垣市のマンホール) アカショウビンが羽ばたいている図柄のマンホールです。 リュウキュウアカショウビンは火の鳥とも呼ばれる赤い色が特徴の鳥。 カエンボクを先ず見に行かれた岬麻呂氏がこの図柄のマンホールに遭遇されたのも「火の色」つながりの縁ということであるか。火の色に 咲く花見むと わが来れば 火の鳥はばたく マンホールのふた (蓋家持) この鳥は、春に南から飛来し、石垣島で繁殖し、秋に南へ帰る渡り鳥。 島の大浜小学校のマスコットキャラクター「オカピー」のモチーフになっている鳥だそうです。 旅の三日目。 この日は、島内左回りのドライブであります。 巨大クルーズ船ベリッシマが前夜に出航してしまっていて、空振りとなったことは、既に述べました。(玉取崎・南方向の風景) 先ず、玉取崎展望台にて、赤いハイビスカスの花を愛で・・。 これも火の色であるか。(ハイビスカス) 黄色のハイビスカスも愛でて・・・。(同上)(同上) 最北端の平久保埼灯台に立ち寄り・・。 灯台の沖合の小さな島は、地図によると大地離島という名のようです。(平久保埼灯台) 最北端というと、宗谷岬やスコトン岬が思い浮かぶが、南の島の最北端とあっては、何やら「果て」感がイマイチであります(笑)。 野底海岸へと回ります。(野底海岸) 此処は、観光客などは余り来ない場所であるとか。 ヤカモチ的には、その方が好ましい場所でありますな。(同上) 一方、こちらは代表的な観光地である川平湾。(川平湾・展望台から)(同上・グラスボート乗り場の上から)1月14日真栄里ビーチ→白保海岸→平久保崎→石垣サンセットビーチ→米原ヤエヤマヤシ群落→底原ダム→新石垣空港→関西空港 いよいよ旅の最終日。 バウヒニアの花。 これは初めて目にする花のような気がします。勿論、名前も初耳。(バウヒニアの花) 川平湾のグラスボート乗り場を湾の対岸から眺めた写真です。(川平湾遠望) 写真奥左手に見えるのが展望台建物。 13日の「川平湾・展望台から」の写真は、この展望台から撮影されたようです。その次の「グラスボート乗り場の上から」というのは、展望台から少し右に寄った位置から撮影されたのでしょう。 全走行距離413kmの島内ドライブ旅、完結です。 島一周が120km程度ですから、4日間で島3周半に相当する距離を走行されたことになるか。 さて、余談ですが、今回の岬麻呂氏の「旅報告」は、本文記載のハガキと以下の紙焼き写真とを封筒に同封して送られて参りました。 ヤカモチに関しては、別途メールで写真が電送されて参りますので、これら紙焼き写真は不要でありますが、折角に同封されていますので、重複するものの紹介して置きます。 今後は、ヤカモチ宛てには本文ハガキだけご送付いただければ十分かと存じます。(同封写真)(同上)(同上)<参考> 過去の岬麻呂旅便り記事はコチラ。 フォト蔵アルバム・岬麻呂写真集はコチラ。