カテゴリ:ブログの歩み
本日早朝にアクセス数250万を超えました。
2007年4月29日。中原中也生誕100年の日(中也は1907年4月29日生まれ)にブログを始めて、間もなく12年9ヶ月になろうかという今日ですが、アクセス総数250万に達したという次第。 自転車で万葉の故地などを訪ねて戯れ歌などを作ってみようと始めた当ブログですが、偐万葉という名が示すように万葉とは関係のないあれやこれやの記事も紛れ込むなど、正体不明となり果てている当ブログ。 (銀輪散歩の相棒のMTB) ※馴染みの喫茶店・ペリカンの家のアプローチに駐輪中のMTBです。 このようなブログでもご覧いただけるお方が居られるというのは有難いことであります。 ご訪問下さった方々には、あらためまして心より感謝申し上げる次第であります。 元々、歌作りなどの素養もなく、万葉歌の見様見真似で「歌もどき」などを作っているに過ぎない偐家持でありますから、歌作りのモチベーションを維持するのはかなり困難。最近は作歌数も激減して居ります。 そんな中で愉快な思い出というのは、次のようなエピソード。 シラン(紫蘭)について次のような歌を詠んだことがあります。 <参考>紫蘭(シラン)、定家蔓(テイカカズラ) 2008.5.2. 岩陰に 咲きて揺れける けいの花 妹し恋ふらし 春の夕暮れ (偐家持) 歌意は「岩陰に紫蘭の花が咲いて風に揺れている。妻(或は彼女)が私のことを恋しく思っているのかも、そんな気がする春の夕暮である。」というもの。「けい」というのは、異説もあるようだが「シラン」のこと。漢字では、草かんむりに惠と書くが、当ブログでは使えない機種依存文字にて、仮名表記している。 ネットで「シラン」を検索していたら、或るお方がこの歌を引用されているのが目にとまり、覗いてみました。 どうやら、偐家持という昔の歌人が詠んだ「古歌」と誤解されて引用されている風でありました。 偐万葉の「歌」は、「万葉集の作者不詳の歌群の中にそっとそれを置いてみても違和感がない」というものであるべし、というのがモットーであったので、このような誤解は「得たり」というもので、大いに愉快というものでありました。 中也風に言えば、「ああ、そのやうな日もありき、遠い遠い日なりき」であります(笑)。 <参考>総アクセス数の推移 2007年 4月29日 ブログ開設 2015年10月11日 50万 2016年11月16日 100万 2018年 2月 9日 150万 2019年 3月21日 200万 2020年 1月21日 250万 ネタの無き 日にも節目の アクセスの ありてブログの 記事とはなりぬ (銀輪散歩のもう一つの相棒、トレンクル) ※退院・墓参・燈花会 2017.8.15.掲載写真の再掲 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ブログの歩み] カテゴリの最新記事
|
|