カテゴリ:和郎女作品展
第25回和郎女作品展
今日は、和郎女作品展です。 作品を仕入れたのは2日の若草読書会の時でありますので、ちょっと遅ればせのブログアップとなります。 新年ということで、恒例の干支に因む作品です。 干支の作品は、ブログ上では、2009年の丑年から始まっていますので、今年の子年でひと回りしたことになります。 では、こころほっこりする和郎女作品をお楽しみ下さいませ。 なお、各作品のタイトルは、ヤカモチにて勝手に付したものに過ぎませんので、見当違いのものになっているかもしれません。その場合は何卒ご容赦下さいますように。 <参考>過去の和郎女作品展の記事はコチラ。 フォト蔵アルバムの和郎女作品集はコチラ。 先ずは、ネズミに因む作品の数々です。 (宝鼠・赤) 千両、万両の入ったお宝袋ご持参の鼠さん。 センリョウとマンリョウなら我が家の庭にもありますが、喜んでいるのは小鳥たちばかり。 (宝鼠・青) 宝と書かれた瓢箪には、どんなお宝が入っているものやら。 次の二点は、金魚鉢か巾着を連想させる形の板に貼り付けられた押し絵ですが、ネズミが乗っかっているのは、打ち出の小槌ですかね。 超金融緩和の金融政策をとる日銀には、これは重宝なアイテムということになりますかな。 (鼠と小槌と梅の花・青) (鼠と小槌と梅の花・緑) 小槌の色は色々ですが、色によってその効力に差があるものではない、というのが通説であります。 (鼠と小槌) 小槌を振ったら大判小判がパラパラと降って来た、それを袋に詰めたら、下の図のようになった、ということでしょうか。 (宝鼠・丸型) しかし、金で幸福が買えるものではないと気付いたネズミたちもいた。 彼らは、「宝」を「福」という字に変えて、幸福の尺度を、「金」や「富」以外のものに求めることにした。 すると、景色が違って見えて来て、それぞれにとって何が幸福であるかということが、おぼろげながら見えて来た。 (福鼠の夫婦) (福鼠と瓢箪) で、小槌も不要と片づけることにしました。 (五鼠二槌一鈴) 梅一輪 咲きて二人し たぐひつつ 添ひてしあれば 何か求めむ (偐鼠持) このように、下の鼠夫婦は申して居ります。 (梅鼠の夫婦) 梅が三輪も咲いたから、千両も万両も不要、お返し申し上げます、と返しに来るネズミも出てまいりました。 (梅と宝と鼠) 千両、万両を返上したネズミたちは晴れ晴れと、列をなして一目散、ねぐらへと走って帰ります。 (鼠のキーホルダー) その夜は美しい三日月が出て、フクロウがホウホウと鳴きました。 (梟と三日月) とまあ、訳の分からぬネズミのお話、でありました。 次は、干支のネズミから離れて、クマさんのお散歩。 (クマさんの散歩) そして、この季節らしく、梅の花今盛りなり、であります。 (梅二輪) 次は、お雛様風の作品です。 (雛祭1) (雛祭2) 雛祭も間もなくですね。 まあ、ヤカモチさんには関係のないお祭りであります。 (雛祭3) 以上、可愛らしいネズミなど素敵な作品の数々をご覧いただきました。 ヤカモチの余計、蛇足、邪魔なコメントに煩わされることなく作品をお楽しみいただけたなら、幸甚に存じます。 本日も、ご来場、ご覧下さり、ありがとうございました。 <追記:付録> 干支がひと回りしましたので、過去のものを一つずつ追加掲載して置きます。 (丑&寅) (卯&辰) (巳&午) (未&申) (酉&戌) (亥) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[和郎女作品展] カテゴリの最新記事
|
|