カテゴリ:偐万葉
偐万葉・龍の森篇(その3) (本歌)人もなき 国もあらぬか 我妹子と 龍森麻呂が返せる歌1首 いつまでも 永遠を誓ひし 森の中 身の程知らず 龍神の前 (龍森麻呂) 龍森麻呂が贈り来れる歌2首並びに偐家持が追和せる歌2首 みごたえの 色のきれいな 鉄の色 味ある鉄に 離れがたしや (龍森麻呂) 鉄の色も 数々あれば 今日もまた (本歌)花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに 炎天下 じっと下見る マンホール 持ち出す気 もとよりなけれ マンホール 赤と白 壱師の花の いちしろく 人皆知りぬ 恋妻ぞこれ (花家持) (本歌)路の辺の 壱師の花の いちしろく 人皆知りぬ 我が恋妻を (柿本人麻呂 万葉集巻11-2480) 龍森麻呂が贈り来れる上3句に偐家持がつけたる下2句
変身の ゴーヤの種の 赤き色は 我が庵は 龍の森なり 我流茶も 龍麻呂に 我物申す 散策の すがらにもよし マンホール撮れと (偐家持) 撮る撮ると するはよかれど はたやはた (本歌)石麻呂に 我物申す 夏痩せに 良しといふものそ 鰻捕り食せ 痩す痩すも 生けらばあらむを はたやはた 鰻を捕ると 川に流るな 龍森麻呂が贈り来れる句に偐家持が付けたる脇句 晩秋や 足るを知らぬで スピード違反 (龍森麻呂) 句碑前に 尻冷え切りの ベンチかな (龍森麻呂) 萩よりも オハギ夢見て 徘徊は (龍森麻呂) ブログとは 閑なる人の すさびごと 不要不急の 用にしあれば (閑家持) 龍森麻呂の贈り来れる歌1首並びに偐家持の追和せる歌1首 尉鶲 尾っぽポンポン 地固めか 冬遠からず 春近からず (龍森麻呂) 吾が事に 非ず地固め 尉鶲 ほつ枝鳴き行く デラシネわれは (尉家持) <参考>紅旗西戎吾事ニ非ズ(藤原定家「明月記」) 秋の野に なりたる果実 指折りて かき数ふれば 七種の実か (銀輪憶良) (本歌)秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数ふれば 七種の花 姫事は 秘め事ならむ 日の目見ず 千曲の川に 流す花びら (千曲家持) (本歌)夏の野の 繁みに咲ける 姫百合の 知らえぬ恋は 苦しきものそ あづま屋の 屋根にあられと おどろけば (本歌)秋の夜に 雨ときこえて ふる物は 心もて ちらんだにこそ をしからめ 龍森麻呂の贈り来れる歌1首並びに偐家持の追和せる歌1首 見えすぎる 亀追ひ行けば 竜宮城 人魚何処に 三日の探索 (龍森宮) 何もせぬ 旅にしあるを 懲りずまに 人魚探索 君度し難し (久米仙人) 龍森麻呂が贈り来れる句2句に偐家持が付けたる脇句2句 来年も 大入り祈念 和歌三昧 (龍森麻呂) 適当に いい加減にも 続かせし (龍森麻呂) 二十年 継ぎてためたる 四字熟語 余事にあれど 吉事願ひて (偐龍持) あらたしき 年の初めの 吾が余事 吉事願ひの それ四字熟語 (偐龍持) 思ほえば 和歌も俄も だしぬけの うちならべ 伐りたる枝の 皮剝ぎて 龍森麻呂が返せる歌1首 かねてより アイデア詰まる 生木材 ブログネタ つきむともよし 居つつわれ (本歌)春されば まづ咲く宿の 梅の花 ひとり見つつや 春日くらさむ 龍森麻呂が返せる歌1首 梅の花 ひとり見つつや 携帯を 向ける角度に 時を重ねん (龍森麻呂)
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