カテゴリ:岬麻呂旅便り
友人・岬麻呂氏からの旅便りがまたまた届きました。
同氏にとっては毎年恒例の「桜追っかけ旅」でありますが、今回は道東桜巡りのご夫婦旅であります。 4月5日~8日の新潟から始まり、4月25日~28日の青森・秋田、5月9日~13日の富良野・小樽と続いた桜旅でありましたが、第4弾目となる今回の釧路・根室の旅が今年最終の桜旅となります。 (旅・岬巡り報告292・道東桜巡り&同写真説明) ※画像をクリックするとフォト蔵の大きいサイズの写真画面が別窓で開きますので、それでお読みください。 では、同氏からメール送信のありました写真を旅程に従い、紹介させていただきます。 5月20日 関西空港→釧路空港→釧路湿原・細岡展望台→釧路埼灯台→釧路・春採公園→釧路プリンスホテル(泊) 釧路空港からレンタカーで釧路湿原の東端にある細岡展望台へ。 (釧路湿原・細岡展望台) 湿原は早春の風景。 灯台もいい風景です。 (釧路埼灯台) 今回もマンホールの写真を送ってくださいました。 (釧路市のマンホール・タンチョウ三羽飛翔の図柄) (同上) 2019年10月に送って頂いた釧路市のマンホールカードのそれと同じタンチョウ3羽が飛翔している図柄です。 カードのそれはカラーのものでしたが、これらはモノクロ版。上のものと下のものは同じ図柄ですが、色合いが微妙に異なっています。 もう一つは釧路湿原の図柄で、これは初登場となります。 (同上・釧路湿原の図柄) 勿論、マンホール巡りの旅ではありませんので、釧路市内の桜巡りのついでに目に止まったものを撮られたという次第。 はい、本命の桜の写真はコチラです。 (釧路市内のエゾヤマザクラ) (鶴菊桜) 何やら日本酒にありそうな名前の桜ですが、クシロヤエザクラの変種だそうです。 夜桜見物を楽しもうと、運転手さんに案内を依頼してタクシーで市内の公園や桜並木通りを巡られたそうですが、「ほぼ葉桜状態」であったとのことです。 そんなことで夜桜の写真はなし。 その代わりにという訳でもありませんが、幣舞橋の夕景と夜景の写真で旅の初日は締めることといたしましょう。 (幣舞橋・夕景 午後5時12分) (同上・夜景 午後8時23分) 街灯の明かりに照らされて、昼間には見えなかった、鮭だろうか魚の顔が橋台の壁面に浮かび上がる。これは向かい側から映像が照射されているのかもしれない(ヤカモチの推測)。 5月21日 R44を東へ→釧路町・保別公園→厚岸町・子野日公園→霧多布湿原→霧多布岬灯台→浜中町→根室市→風連湖→清隆寺→根室半島・北方原生花園→納沙布岬・望郷の岬公園・納沙布岬灯台→花咲灯台・根室車石→東根室駅→明治公園→イーストハーバーホテル(泊) 二日目は、釧路町の保別公園で満開の八重桜に出会えました。 (釧路町・保別公園のクシロヤエザクラ) 厚岸町の子野日公園では、日本一遅い「牡蠣と桜祭り」が開催されていて、満開の八重桜とご対面。 (厚岸町・子野日公園の八重桜) 岬麻呂氏の名に背くことなきよう、今回はしっかり岬の写真も(笑)。 岬麻呂旅便りには岬の写真がよく似合うというものである。 (霧多布岬) 厚岸大橋を渡った北太平洋シーサイドライン沿いの多くの民家の前庭にはこのような千島桜が植えられているとのこと。 これは一番の遅咲きで、丁度満開。 (厚岸町の千島桜) 浜中町から根室市へと至る境目付近の牧草地の端っこにエゾヤマザクラが咲き残っていました。 (浜中町のエゾヤマザクラ) そして、風蓮湖ではタンチョウを目撃。 (風蓮湖のタンチョウ) 根室の清隆寺境内の千島桜も楽しみにされていたようだが、今年の桜は例年より足がはやく、残念ながら完全な葉桜であったとのこと。 (清隆寺) 日本最東端の納沙布岬灯台は霧に包まれて視界不良。背後の海上は、北方領土の島影は勿論、何も見えない。当地は何回も訪ねて居られるが、このようなことは初めてだそうです。尤も、地元の人に言わせれば、これが普通で、視界がよくて島がよく見えるというのはむしろ珍しいことなのである。 (納沙布岬灯台) さて、これは何でしょう。 どうして、こんな写真になっているのでしょう。 岬麻呂氏からのクイズです。 コメント欄に回答をお書きください。 正解は5月31日にコメント欄にて発表します。 (根室半島の怪奇現象) 日本最東端の駅は東根室駅です。 岬麻呂氏の「岬」は「み・先」ですから「先端」と同じ意味。 東端、西端、北端、南端などが旅便りによく登場するのは、この同義性によるのでもあるか。 (東根室駅) 根室市のマンホールです。 (根室市のマンホール・北方領土返還祈念シンボル像の図柄) (同上・規格品タイプ) 5月22日 厚岸からR44北上→野付・尾岱沼→野付半島・ナラワラ、トドワラ→標津町・望が丘公園→中標津町・丸山公園→「知床ジンギスカン・そら」(昼食)→摩周湖第三展望台→硫黄山→屈斜路湖・砂湯→阿寒湖→湖畔温泉・ホテルニュー阿寒(泊) 旅の三日目は、尾岱沼の千島桜から始まります。 はい、見事な葉桜であります(笑)。 花が満開の時は、さぞやなどと想像するのも、徒然草風には風流で粋ということになりますが、葉桜でも十分に存在感のある木であります。 (野付・尾岱沼の千島桜) 存在感がある、と言えば、このオジロワシもそうですな。 いいショットです。 (オジロワシ) ワシがワシの鉄砲でワシを撃ったらワシもワシも驚いた。 これに和紙も参加させると、ワシ(儂)がワシ(儂)のワシ(和紙)で作ったワシ(儂)のワシ(和紙)の鉄砲でワシ(鷲)を撃ったらワシ(鷲)もワシ(儂)もワシ(儂)のワシ(和紙)の鉄砲も驚いた、ともっと複雑になる。 まあ、カメラではこういうことはなく、綺麗に撮れてワシもワシも喜んだ、となります。 はい、中標津町のマンホールです。 (中標津町のマンホール) 中標津町のマンホールはエゾリンドウの図柄です。 そして、霧の無い摩周湖。 (摩周湖) 岬麻呂氏としては「野付半島・尾岱沼付近が濃霧であったから、霧の摩周湖を期待したがキリがない」と期待外れであったようですが、「霧の無い摩周湖」と「キリの無い期待」を掛けて楽しまれたのは粋というものであります(笑)。 霧のなき 霧の摩周湖 霧待つも 霧は出で来ず キリもなきこと (キリキリ舞) 5月23日 阿寒湖観光船乗船予定を中止→鶴居付近ドライブ→釧路湿原・北斗展望台→阿寒国際ツルセンター(雨が降り始める。)→釧路空港→関西空港 最終日は阿寒湖です。 阿寒湖観光船に乗船の予定で計画を立てて居られたようですが、知床の遊覧船事故のことが思われて逡巡の結果、乗船は中止されたとのことで、タンチョウを探しに鶴居村付近をドライブすることに計画変更。 観光地の遊覧船については、今回の事故の所為で、乗船する人もかなり減少しているのでしょうね。 悪質な業者が出ると他の同業者皆が迷惑を蒙るというもの。 (阿寒湖畔の朝霧) しかし、タンチョウ探索ドライブは空振りでタンチョウには出会えずであったようです。釧路湿原北斗展望台、阿寒国際ツルセンターへ。 ツルセンターで雨が降り始め、旅も打ち止めとし、釧路空港へ。 (ライラック) ※ライラックについては下記記事をご参照ください 銀輪花遍路(その8) 2011.4.26. ライラックの実と種 2019.9.21. 囲碁例会・ハシドイの実が弾け出しました。 2019.10.2. ハシドイの花やいかにと 2020.4.20. このライラックは阿寒湖畔に咲いていたものかと思われますが、大阪ではもうすっかり散ってしまったライラックがようやく咲き始めているのですね。北海道は桜からリラへと季節は移り、岬麻呂桜旅も今年はこれにて終了であります。 全742kmのドライブの旅、今回もご覧いただき、ありがとうございました。岬麻呂さんもお疲れ様でした。毎度のことながら、貴兄のお元気さ、その行動力には敬服です。 <参考> 過去の岬麻呂旅便り記事はコチラ。 フォト蔵アルバム・岬麻呂写真集はコチラ。 We stand with Ukrainians. (STOP PUTIN STOP WAR) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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