カテゴリ:偐万葉
偐万葉・英坊篇(その38)
前ページに続き偐万葉シリーズ記事であります。第330弾。一昨年の1月3日以来となる、久々の英坊篇であります。 英坊3氏は高岡市ご在住のブロ友にて、2011年6月からのブログ上のお付き合いが始まりましたから、もう11年余のお付き合いということになります。最近は、PCが不調とのことで、ブログ記事の更新も途絶えて、お付き合いも間遠になっていますが、古いブロ友さんであります。 偐万葉では、英麻呂と呼ばせていただいています。 偐家持が英麻呂に贈りて詠める歌19首及び俳句3句 英麻呂が贈り来れる歌1首並びに偐家持が返せる歌1首 造詣を 確たるものと いたし時の 今家持は 面に笑み満つ (英麻呂) 確たるの 何とてもなき わがブログ かへり見はせじ 面の冷や汗 (偐家持) 英麻呂が贈り来れる歌1首並びに偐家持が返せる歌1首 うつそみの 人なるわれや ヤカモチも 英麻呂が贈り来れる歌2首並びに偐家持が返せる歌2首 雪は降る その雪色は 景色変え 雪の精には その意はなしで (英麻呂) 銀輪は 銀といへども 銀世界 なりては無用 無意味の輪なり (銀家持) たんちょうは そらにとびまい ちにもえに ゆきふれば ゆきふるほどに 丹の色の 道の辺に なにとなくある 細石も 歌に詠みてば 記事とやならむ (偐石持) (本歌)信濃なる 筑摩の川の 細石も 君しふみてば 玉と拾はむ (万葉集巻14-3400) 英麻呂が贈り来れる歌1首並びに偐家持が返せる歌1首 われ行かぬ 出雲井於神社 反り橋を 大阪の 人なるわれや 反り橋と いひて思ふは 住吉のそれ (反家持) 英麻呂が贈り来れる歌1首 何処かへの GoToプラン よそ事で 行く意も金も 絵そら事なり (英麻呂) 偐家持が返せる歌1首 英麻呂が贈り来れる歌1首 コロナ禍に いつまで悩む やるせなや 偐家持が返せる歌2首 春さりて 夏さるほどに コロナ禍も 今は昔と ともにぞ語らむ (偐家持) 偐万葉 歌集のアクセス いたづらに (本歌)高円の 野辺の秋萩 いたづらに 英麻呂が贈り来れる歌1首併せ偐家持が追和せる歌1首 この雪で 功徳を分けた 損と得 損は渋滞 得はスキー場 (英麻呂) いかにかも 雪ならずとも 世の中は 損得表裏 背中合はせに (雪家持) おゝ新年 時こそ今は やすき日々 コロナ禍祓ひ 取り返さなむ (対策本部) いらいらに 降れる大雪 ずんずんに 積り恨めし 道塞きたれば (越家持) (本歌)うらうらに 照れる春日に 雲雀あがり 英麻呂が贈り来れる歌並びに偐家持が追和せる歌各1首 奈良大和 幾度道行 その度に 古きを偲び 新しを知り (英麻呂) いにしへに 恋ふらむ鳥の ごとなりて 英麻呂が贈り来れる句に偐家持がつけたる脇句 かねとひま あれどじゃまする ころなかな (英麻呂) ワクチンまたるる はつなつのころ (偐家持) 英麻呂が贈り来れる句に偐家持がつけたる脇句 これからも 行くことも無し 天理詣 (英麻呂) 布留の高橋 いたづらに待つ (偐家持) (本歌)石上 布留の高橋 高々に 栗拾い 木を仰ぎ見て 木をゆする 実は落ちて こそとは言へど 木をゆすり 英麻呂が贈り来れる歌1首並びに偐家持が追和せる歌1首 いささかの 金の支援の ほか何を 英麻呂が贈り来れる歌2首並びに偐家持が返せる歌2首 行かずとも 載りの知識で 志氣得るも 偐万葉 それことごとく 戯れ事や この齢い 真偽の髄は 根拠何処 知りたくありで 教えてたもれ (英麻呂) 今もなほ 生きてぞあらば この歳と 言へる歳なり 深き意味なし (偐家持) 英麻呂が贈り来れる句に偐家持がつけたる脇句 煩悩を 砂で蹴散らし 鮮飛行 (英麻呂) 群れて遊びつ 遊びつ飛んで (偐家持) さてもさて 雀もすなる 砂遊び われもせむとや しばしぞ眺め (花園日記) <参考>男もすなる日記といふものを女もしてみむとてするなり (紀貫之「土佐日記」) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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