偐万葉田舎家持歌集
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岬麻呂氏からの旅便りが届きました。 今回は、「エメラルドグリーンの海とホウオウボクを見るのが目的」という宮古島へのご夫婦旅。 宮古島へは今回で何と16度目のご訪問とのこと。 いくたびも まゐり来しかも 宮古島 空また海も 青き島山 (偐家持) (本歌)いくたびも まゐる心は はつせ寺 山も誓ひも 深き谷川 (長谷寺御詠歌) (旅・岬巡り報告296・宮古島&同写真説明) (写真説明付録・世界三大花木) では、岬麻呂氏からのお便りと送信いただいた写真で、私たちも旅のお供をさせていただきましょう。 ところで、世界三大花木というのは、誰が言い出し、どんな基準で選定されたものなのか、世界の人々にとってもそうであるのか、などが疑問として浮上したので、調べてみたが、ネット上でこの辺のところを説明したものは見当たらず、不明のままです(笑)。 7月19日 関西空港→那覇空港経由→宮古島→東平安名崎→平良港・ホテルアトールエメラルド(3連泊) この日先ず向かわれたのは東平安名(ひがしへんな)崎。 岬の長さ約2km、最大幅160m、高さ約20mの隆起段丘にて、右に太平洋、左に東シナ海を望む宮古島を代表する景勝地。 「前日までの雨で湿度が高く、気温34℃に閉口」されたのかどうかは存じ上げないが、この日の写真は送信されて来た写真の中には存在せずでありました。21日午後2時半頃撮影のものでありますが、東平安名崎の写真を送信いただいているので、それを掲載して置きます。 (東平安名崎・太平洋側) (同上・東シナ海側) 7月20日 パイナガマビーチ→伊良部大橋経由→渡口の浜→下地島・通り池→下地空港→佐和田の浜→白鳥崎→宮古島・砂山ビーチ→西平安名崎→池間大橋・池間島灯台→東平安名崎→来間島 この日は先ずホテル近くのパイナガマビーチに立ち寄られて、伊良部大橋を渡り、伊良部島へ。 宮古島と伊良部島を結ぶ全長3540mの伊良部大橋は、2015年1月31日開通、無料通行できる日本最長の橋だそうな。この橋をソロで自転車を走らせて渡っている女性を見かけたとかで、ヤカモチも走ってみよと、橋の写真を送ってくださいました。 (伊良部大橋・宮古島方向) 確かに、走ってみたくなる橋であります。 (同上・伊良部島方向) (同上) 自転車で渡れる長大な橋と言えば、しまなみ海道の来島海峡大橋を思い出す。随分以前に走ったことがあるが、来島海峡大橋は4.1km余あったかと思う。こちらは、自転車も無人の料金箱へ100円だったか200円だったかを放り込んで走るシステムになっていたから無料ではない。有料・無料はさて置き、美しい海を眺めながら銀輪で駆け抜けるのは、さぞ爽快なことでしょうね。 伊良部島の渡口の浜へ。ここは、翌21日にも訪ねて居られて、その時の写真を頂戴しているので、21日の項で取り上げます。 伊良部島の西側、細い水路で隔てられているに過ぎない下地島に渡り、通り池へ。 (通り池) 下地空港を見て、伊良部島に戻り、佐和田の浜を経て、島の北端に位置する白鳥崎へ。 (佐和田の浜・伊良部島) (白鳥崎) 宮古島に戻り、砂山ビーチへ。 (砂山ビーチ) 西平安名崎を経て、池間大橋を渡り、池間島灯台。 東平安名崎を経て、来間島。 だんだんと頭の中がこんがらがって来ました(笑)。 (池間大橋・池間島側から宮古島方向) この橋も銀輪で渡りたくなる橋。 全長1425m。1992年2月開通。 (同上・宮古島側から池間島方向) 7月21日 伊良部島・渡口の浜→牧山展望台→宮古島海中公園→池間大橋→島尻マングローブ林→宮古島市熱帯植物園→東平安名崎→前浜ビーチ→来間島 三日目のこの日は、前日に続いて、伊良部島の渡口の浜へ。 (渡口の浜・伊良部島) 500mの白砂の美しい浜。 もう1枚、渡口の浜の写真を送っていただいていますが、翌22日も渡口の浜を訪ねて居られますので、もう1枚の方は、22日の項に掲載することとします。 伊良部島の牧山展望台へ。この展望台から撮影の伊良部大橋の全景写真がこれ。
(伊良部大橋全景・牧山展望台から撮影) 旅の主目的であるエメラルドグリーンの海は十分に堪能されました。 次は、もう一つの目的、ホウオウボクの花でありますが、これは宮古島市街地で目撃。 (ホウオウボク・宮古島市街地の街路樹) (同上) そして、カエンボクの花も。こちらは、宮古島東部の福里付近で撮影されたもの。東平安名崎へと向かう途中の民家の庭に咲いているのに気が付き撮影されたとのことだが、そのお宅のご主人はお若い頃20年ほどの間、大阪市生野区にご在住であったというようなお話も。 (カエンボク・福里付近) (同上) 宮古島海中公園、池間大橋、島尻マングローブ林、宮古島市熱帯植物園と巡り、東平安名崎に再度立ち寄り、島南岸を西へ走り、前浜ビーチ、来間島へ。 (来間島から前浜ビーチを望む) (来間大橋) 全長1690m。1995年3月開通。伊良部大橋、池間大橋、来間大橋は銀輪族にも人気らしく、自転車で渡っている人もよく見かけるとのこと。 地図で見る感じでは、池間大橋の方が来間大橋より長いように見えるが、これは、細長い半島の先に池間大橋がある所為で実際より長く見えるのでしょう。 さて、今回もマンホールの写真を送ってくださいましたが、以前の宮古島旅行の際に撮って送ってくださったものと同じ種類のものでした。 (宮古島市<下地地区>のマンホール)
そして、平良港の日は暮れて・・。 (平良港の日没 午後7時27分) (平良港の暮色 午後8時22分) 7月22日 伊良部島・渡口の浜→那覇空港経由・関西空港 最終日のこの日の写真はありませんので、前日21日撮影の渡口の浜の写真を掲載して置きます。この日も帰途につく前に立ち寄っておられますので。 (渡口の浜) 渡口の浜に咲く浜木綿の花。 また来むと いへばとぐちの 浜木綿は 咲きて百重に われに笑むらし (偐家持)
今回は、お天気にも恵まれた旅にて何よりでございました。 <参考> 過去の岬麻呂旅便り記事はコチラ。 フォト蔵アルバム・岬麻呂写真集はコチラ。 We stand with Ukrainians. (STOP PUTIN STOP WAR)
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プロフィール
けん家持
養老2年(718年)の生まれゆゑ、年令1306才(養老元年生れ説だと1307才)。銀輪歌人、偐家持(ニセヤカモチ)。若草の里の読書会に屯しています。時に「まっ黒の走子」。時に「偐定家」。時に「筆蕪蕉(不精者)」であります。また、時々は偐家持美術館のヤカモチ館長でもあります。自転車(銀輪)であちらこちらを気ままに散歩し、花を愛でたり、虫と遊んだり、万葉調の歌(と言っても大抵は戯れ歌)などを作ったりしています。
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