カテゴリ:岬麻呂旅便り
友人・岬麻呂氏からの旅便りが届きました。
今年に入って、早や10回目の旅便りとなります。 今回は、「梅雨のない北海道、函館と小樽の夜景が目的の夫婦旅」とのことでありました。 (旅・岬巡り報告312 道南) ※画面をクリックして大きいサイズのフォト蔵写真でお読みください。 (旅報告312 道南 写真説明) 6月12日 関西空港→新千歳空港→(レンタカーで)室蘭・地球岬→白鳥大橋→函館・八幡坂→函館国際ホテル・夕食後→金森倉庫付近散策→(タクシーで)函館山二合目→八幡坂・元町教会、旧函館区公会堂、青函連絡船摩周丸→函館国際ホテル(泊) (地球岬灯台) 室蘭の地球岬は視界50mの濃霧。地球岬灯台はかろうじて見えました。 昼食場所を探すのに一苦労、室蘭駅前の寿司屋で昼食。 函館へ。雲は低く垂れこめ、函館山は雲の中である。 (八幡坂) 八幡坂を見て、この日の宿、函館国際ホテルへ。 ホテルで夕食後、近くの金森倉庫付近を散策。 (函館市のマンホール1) 函館市と言えば五稜郭であるが、マンホールにも五稜郭がデザインされている。その五稜郭の輪郭の中に描かれているのは函館港の金森倉庫の建物であろうか。 <追記:訂正注記>下記の岬麻呂氏コメントでのご指摘があって、気づきましたが、上掲マンホールの図柄の建物は旧函館区公会堂でした。ヤカモチの不注意にて金森倉庫かもと記しましたが、間違いです。訂正します。(22時32分) (金森倉庫) 暮れてゆく金森倉庫付近から眺める函館山は、二合目より上は雲の中のようである。 タクシーを拾って、函館山二合目へ。 函館市街の夜景を眺めてみようという次第。 (函館山二合目からの函館市街夜景) 夜の八幡坂を下り、再び函館港へ。 (八幡坂夜景) 四つ上の午後4時少し前の写真と午後7時40分頃の上の夜景写真とは、ピッタリ同じアングル同じ位置で撮影されているのはお見事であります。 (函館港夜景) 画像をクリックして大きいサイズの写真でご覧いただくと分かりやすいですが、中央の街路灯の右奥、対岸側に五稜郭タワーがライトアップされているのが見えています。 写真はありませんが、元町教会、旧函館区公会堂、青函連絡船摩周丸のライトアップ展示などを巡って散策されたようです。 6月13日 曇り時々小雨・立待岬→五稜郭→大沼公園→長万部IC・R5経由→寿都町・寿都温泉「ゆべつのゆ」(昼食)→弁慶岬→岩内町・岩内高原ホテル(泊)・窓から泊原子力発電所遠望 旅の二日目のこの日は曇り時々小雨というお天気。 写真は、立待岬ではなく、マンホールのそれで始まりますが、何処にでもある規格品タイプの図柄でありました(笑)。 HAKODATE SEWERAGE(函館下水)という中央の文字だけが独自性を見せているかも。 (函館市のマンホール2) <追記2023.6.24.> 岬麻呂氏からの追加送信の写真です。 「立待岬ではなくマンホールの写真で始まり・・」などと書いたので、送って下さったのかもしれません(笑)。この手前500mほどの場所に石川啄木の墓があるとのことです。 (立待岬) そして、五稜郭。 (五稜郭) 函館と言えば五稜郭は外せないと、五稜郭タワーに上って撮影くださったのでしょう。 中央に見える建物は復元された函館奉行所である。 もう一つ外せないのは烏賊であるが、これはマンホールで代用のようであります(笑)。 (函館市のマンホール3) (大沼公園) (函館市のマンホール4) ※<追記:訂正注記 2023.6.27.> 上掲のマンホールは、岬麻呂氏からのメールでは函館のマンホールと記されていましたが、市章が函館のそれではないので疑問を抱き、調べた結果、室蘭市のマンホールでありましたので、訂正します。冒頭の地球岬訪問時に撮影されたのではないかと推測されます。 長万部ICからR5を経由して寿都町へ。 R5と言えば、先日、豚を積んだトラックと観光バスとが正面衝突した道ですな。 <追記・注>岬麻呂氏が走られたR5は高速道路の方で、一般国道5号ではなかったとのことです。(22時35分) 北海道では昼食の場所を見つけるのが大変なのか、此処でもそれに苦労されたとか。寿都温泉「ゆべつのゆ」に立ち寄って昼食にありつく。 弁慶岬で雨降り止む、と書かれているから、昼食場所を探して居られた頃か、昼食後の時間帯には小雨が降っていたのかも。 (弁慶岬) 午後1時22分、雨の止んだ弁慶岬。ハマナスの花も雨に濡れてひと際美しく見えます。 この日の宿、岩内町の岩内高原ホテルへ。 ホテルの窓から泊原子力発電所が遠望されたとのこと。 とまり、いや、つまり、泊りのホテルの窓から泊原発が見えたということで、とまり・とまりの駄洒落で落ちが着いたということでしょうか。 岩内町だけに、言わないこっちゃ、とは言わないことです(笑)。 6月14日 曇り・積丹半島・神威岬・積丹灯台・島武意海岸→余市ニッカウヰスキー醸造所→小樽・高島岬・日和見灯台→天狗山→小樽運河→ホテルソニア小樽(泊)・夕食後、小樽運河沿い散策 この日は、積丹半島へ。 (神威岬) 神威岬到着は午前10時頃か。 ここは、ヤカモチも8年前に訪れている。 エゾノヨロイグサやエゾカンゾウ(ニッコウキスゲ)が咲く断崖の斜面を見つつ、アップダウンを繰り返す細い遊歩道を岬の先端まで歩いたことを懐かしく思い出します。 尤も、今回の岬麻呂氏は、岩内町からであるから、R229を北上というコース。小樽・余市からR229をバスでやって来たヤカモチとは逆方向からの来訪ということになる。 <参考>神威岬へ 2015.7.20. 神威岬から積丹岬へ。 8年前には神威岬から余市までR229を自転車で走ったヤカモチですが、岬麻呂氏も同じ道を積丹岬、余市へと行かれるのでしょう。 (積丹町のマンホール) (積丹岬・島武意海岸) 積丹灯台直下の島武意海岸。断崖直下の海岸、これは見ただけでもう海岸まで下りる気は失せるというものです。 余市のニッカウヰスキー醸造所に到着した時には、曇り空が青空に。 (ニッカウヰスキー余市貯蔵倉庫) ここのレストランで昼食とされたようですが、真の目的は、余市工場限定品のウヰスキーを入手することにあったようです。 余市から小樽へ。 高島岬の日和山灯台。 (日和山灯台) 灯台の右下に見える建物は小樽市鰊御殿。 この建物は、北海道炭鉱汽船株式会社が創立70周年記念事業の一環として、昭和33年に、泊村にあった建物を譲り受けてこの地に移築し、小樽市に寄贈したものだそうです。 手前の施設は小樽水族館。 <追記:2023.6.24.> 岬麻呂氏からの追加で送信の写真です。 上の写真撮影場所の後方の高みにあるホテルの写真です。 8年前の小樽銀輪散歩の際にヤカモチが宿泊したホテルでもあります。 (ホテルノイシュロス小樽) <参考>小樽銀輪散歩(その1) 2015.7.24. 小樽市街を通り抜けて天狗山へ。 余市方向から来ると高島岬は左(北)方向、天狗山は右(南)方向で、小樽駅や小樽市役所、小樽運河などのある中心街を挟んで反対方向になるから、高島岬の方向に走られたのは、上の写真を撮るための寄り道であったのでしょう。 (小樽・天狗山) 天狗山は、スキー場になっている山であるが、小樽市街が一望。 高島岬日和山灯台は、写真の左上奥に見えている岬(茅柴岬)に隠れて直接には見えないようですが、その岬を越えた一つ向こう側の岬になります。 右手前の緑地は小樽公園でしょう。この公園にある「こころよく 我にはたらく 仕事あれ それを仕遂げて 死なむと思ふ」という石川啄木の歌碑を求めて、坂道を自転車で上ったことを思い出す。 <参考>小樽銀輪散歩(その3) 2015.7.26. 今回の旅は、函館と小樽の夜景が目的とのことでありましたから、この天狗山で夜が来るのを待たれるのかとも思いましたが、時刻が早過ぎましたね。 函館の 夜景は見せつ 天狗山に 見せむと待つや 小樽の夜景 (偐宵待) という訳には参らなかったようであります(笑)。 小樽運河を見てから、運河沿いにあるホテルに先ずチェックインでありました。 (小樽運河) 小樽の夜景は、やはり運河沿いが定番なんでしょう。函館の夜景は函館山からであるが、小樽の夜景は天狗山からではなく運河沿いで、というのが正解なのかも(笑)。 (小樽運河夜景1) 夕食後は、運河沿いを散策でありました。 我妹子と 小樽運河の 小夜小径 二人し行けば うれしからまし (偐岬持) (同上2) (小樽市のマンホール<ラッコ>) (同上<運河>) 6月15日 石狩川河口・石狩灯台・ハマナスの丘公園→雄冬岬(石狩市浜益区)→雄冬岬展望台(増毛町雄冬)→新千歳空港→関西空港 旅の最終日は、石狩川河口の石狩灯台へ。 (石狩灯台) 浜茄子と 浜昼顔の 咲く丘の 空にし凛と 石狩灯台 (偐家持) 浜茄子の 丘の灯台 風の音を 聞く人なしに いたづらに吹く (偐岬持) この灯台をともに訪ねた今は亡きご友人を偲びつつ、北上して雄冬岬へ。 (石狩市のマンホール) 雄冬岬は、北海道三大秘境岬の一つだそうです。 因みに、他の二つは、室蘭の地球岬、根室の落石岬だそうです。 (雄冬岬・銀河の滝) (雄冬展望台からの眺め) 雄冬岬展望台は、駐車場から急階段で約30m高低差を上るとのこと。 これはかなりこたえたようです。 今回の978kmのロングドライブの疲れよりも、展望台の階段の方がきつかった、というのが最終の氏のご感想でありました。 (雄冬展望台) これは、駐車場から見上げて撮影の展望台の写真でしょうか。 確かに、一気に階段で上るというのは、足に来そうです。 ヤカモチは遠慮して置くことにします。 <参考> 過去の岬麻呂旅便り記事はコチラ。 フォト蔵アルバム・岬麻呂写真集はコチラ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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