カテゴリ:カテゴリ未分類
以前の日記で「微小血管狭心症」について記述したことがある。
<参考>微小血管狭心症 2018.3.11. 微小血管狭心症については、上記<参考>記事をご参照いただくとして、詳しくは述べませんが、ヤカモチは長年この病気とのお付き合いが続いているのであります。 診断を受けて、それと診断された訳ではないので、正確には「微小血管狭心症に類似した症状」と言うべきかもしれないが、自己診断では、「微小血管狭心症」なのである。 30代後半からか40代前半からか、古いことなので、いつの頃からのお付き合いになるのか、記憶も定かではないのであるが、とにかく長いお付き合いなのである。 この病気は、直径100ミクロン以下(髪の毛の直径にほぼ等しい)の微小な冠動脈の拡張不全、収縮亢進により心筋虚血が一時的に起こることによって、胸部圧迫感が労作と無関係に安静時にも起こる狭心症であり、その70%が女性であるという。 ヤカモチの場合の症状で言えば、みぞおち付近に「しこり」のような圧迫感、不快感、痛みが生じ、それが徐々に喉の奥付近までせり上がって来て、背中上部の痛みや頭痛へと変化して終息するという経過をたどる。 この経過は色々で、喉の奥付近からの痛み、不快感から始まったり、頭痛がそれほどでもないというような時もあり、数分で収まる場合もあれば、30分近くも苦痛が継続するという場合もまれにあるが、何れにせよこの発作が起こると、その間は苦痛で呻いているしかないというものである。 この特効薬はカルシウム拮抗薬であるジルチアゼム(ヘルベッサー)とされるが、この病気での診断を受けたことがないヤカモチであるから、これを服用したことは、勿論ないので、この薬の効用などについては何の情報も感想も持ち合わせない。 最近、ちょっとした思いつきで、この発作が起こりそうな予兆の見られる時には、熱いさ湯を飲むことにした。これまで、3回試しているが、何れも発作に至らず、その兆しも消滅。あの不快な苦痛からは免れている。 これを思いついたのは、アイスクリーム頭痛が起こった時に「水」または「さ湯」を一口飲むと、直ぐに頭痛が消えるという、自身の経験則からのものであります。 アイスクリーム頭痛というのは、かき氷やアイスクリームなどを食べた時にこめかみ部分などに重苦しい痛みが生じる現象のことであるが、これになる人もあれば、ならない人もある。 ヤカモチの妹二人のうち、上の妹は「ならない人」であり、下の妹は「なる人」である。亡き母がアイスクリーム頭痛になるタイプの人であったから、ヤカモチと下の妹は母からの体質が遺伝したということなんだろう。 このアイスクリーム頭痛の発症メカニズムについては次の二説が唱えられている。 ●冷たいものを食べた際に口腔内の温度が急激に低下し、反射で体温を上昇させるため頭に通じる血管を膨張させて血流を一時的に増大させ、それにより頭の血管に一時的に炎症が発生して頭痛を引き起こす。 ●冷たい物が口腔、喉の背側を通過することにより、口蓋の三叉神経が刺激され、この時に発生する伝達信号を脳が勘違いし、関連痛として、頭痛が発生する。 <参考>アイスクリーム頭痛・Wikipedia 微小血管狭心症の発症メカニズムもこのアイスクリーム頭痛のそれと似通った面があるように思われたので、試しに熱いさ湯を飲んでみたという次第であります。 血管収縮(または膨張)による伝達信号を脳が誤解して関連痛を生じさせているという点では共通であるから、その伝達信号の発生を否定するような刺激を与えてやればいいという訳で、熱いさ湯を思いついたのでありました。 まだ3回しか試していないこと、発作が起こってしまって頭痛などの不快症状に陥ってしまっている場合にも効果があるのかどうかを試していないことなど、検証は不十分でありますが、ことヤカモチに限っては、さ湯がどうやら特効薬であることの可能性がかなり高くなっています。 (富士山) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|