カテゴリ:岬麻呂旅便り
友人、岬麻呂氏からの旅便りが届きました。前回の旅からお帰りになったのが10月12日、今回の旅は10月17日からでありますから、僅か中4日をあけるのみという強行日程でありますが、「計画段階で、期間をあけたつもりが勘違い」ということであったようです。「予約取り直しも面倒」と強行されましたが、何ともお元気なことであります。
(旅・岬巡り報告319 南東北の紅葉) (同上・写真説明) ※画像が左に傾いてしまっていますが、新しい画像修正アプリには傾きを補正する機能がないため修正できません。従前のアプリに切り替えたいのですが、どうすれば以前のものに戻せるのかが不明です。 今回は、宮城県、福島県、山形県の紅葉を巡る東北紅葉旅第2弾の旅であります。 10月17日 関西空港→仙台空港→(レンタカー)→白河IC→小峰城跡→塔のへつり→大内宿→会津芦ノ牧温泉・芦ノ牧グランドホテル(泊) 仙台空港から福島県最南端の白河市まで一気に南下。 先ずは小峰城跡へ。 (小峰城) 戊辰戦争で焼失した三層櫓が復元されている。 下掲は、送って下さった白河市のマンホールの写真ですが、それにもこの櫓がデザインされています。 (白河市のマンホール) 白河から会津方面に向かわれますが、その通り道にあるのが、西白河郡西郷村。 今回の旅でも、マンホールカード4枚(当記事末尾に写真掲載)を入手いただき、旅便りに添えてこれを送って下さいましたが、その1枚目が白河市のもので、2枚目が西郷村のもの。これらのマンホール写真は、マンホールカードの交付を受けるため、その交付場所へと出向かれた時の途中の路上で見つけ、撮影されたものであるのでしょう。 (西郷村のマンホール) 西郷村の、村の木はカシワ。村章は「にしごう」の「に」をカシワの葉3枚で図案化したものだそうです。 (同上) 上のカラー版のマンホールは、同村のマンホールカードに採用されている図柄。村の鳥「キジ」と村の木「カシワ」をあしらい、背景に那須の山々を配し、「さわやか高原公園都市」という西郷村のコンセプトを表現しています。 下のポケモンの図柄のマンホール。この類のものは「ポケふた」と呼び、わが地元の東大阪市内にも何枚かありますが、こういうのは、地域性がなく、ヤカモチ的には余り感心しませんが、「ポケふた」などというネーミングがあるので、こいうのを歓迎する向きもあるようだから、少しくらいならこういうものがあってもいいでしょう。 (同上) そして、南会津郡下郷町の「塔のへつり」です。 「へつり」というのは、会津の方言で「川に迫った険しい断崖」という意味だそうです。 <参考>塔のへつり・Wikipedia (下郷町・塔のへつり) 塔のへつりは、阿賀川(地元では大川と呼ばれる。)が形成する渓谷の景勝地で、国の天然記念物に指定されている。 上の写真に写っている橋は藤見橋とのこと。 地図で見ると、阿賀川は、会津坂下付近で宮川を合流し、山都付近で只見川を合流して、新潟県に入って阿賀野川となって日本海に注いでいるから、阿賀野川の上流ということになる。 なお、阿賀野川は新潟県での名称、阿賀川というのは福島県での名称であるとのこと。これは今回初めて知りました。 そして、大内宿。 ヤカモチは、大内宿については会津のブロ友・ひろろさんのブログで知ったのが最初ですが、今回、地図でその場所を初めて確認しました。 会津鉄道の湯野上温泉駅から小野岳を回り込むようにして県道329号を北西に5km余行ったところにあります。 (大内宿)<参考>大内宿・Wikipedia 電線が地中化されているのでしょう。無粋な電柱・電線がなく、空がスッキリ。いい雰囲気の家並みです。 大内宿から県道329号を国道118号まで戻り、これを北上されたのだろうと推察しますが、この日の宿、阿賀川の「へつり」の上に建っている芦ノ牧グランドホテルへ。 そして、夕食には「会津の辛口地酒楽しむ」という展開。この展開は毎度のことにて、ヤカモチも想定済みであります(笑)。 10月18日 R118→鶴ヶ城→猪苗代IC経由→川桁・観音寺川→猪苗代・亀ヶ城跡→土津神社→R115→磐梯吾妻スカイライン浄土平→岳温泉→五色沼→柳沼→裏磐梯レイクリゾート(泊) 芦ノ牧温泉から国道118号を北上して会津若松へ。 鶴ヶ城にご挨拶。 (鶴ヶ城) ここは未だ紅葉の時期にはなっていなかったので、松とのツーショットであります。 まあ、花札でも「紅葉」には「鹿」であって、「鶴」には「松」というのが相場でありますから、これが由緒正しき組み合わせであります。 鶴「紅葉は今暫しお待ち願い上げたてまツ~ル。」 鹿「シ~カたないなあ・・」 猪苗代IC経由して、川桁・観音寺川へ。 桜の名所であるが、「秋に訪ねたことがないので」桜葉の紅葉や如何に、とお立ち寄りになられたようですが、少し早過ぎたようです。 ということで、猪苗代町のマンホールです。 (猪苗代町のマンホール) 「鶴」が駄目なら「白鳥」・・ではなかった。 「鶴」が駄目なら「亀」がある、と亀ヶ城跡へ。 亀ヶ城跡では紅葉が始まっていたようですが、その写真がありません。 亀には申し訳ないが、同じくこの後に立ち寄った土津神社のそれで代用させていただきます。 亀「カメへんで・・」 (土津<はにつ>神社) 国道115号を北上し、磐梯吾妻スカイラインで浄土平へ。 こちらは、標高1600m付近は紅葉が終わっていたが、1300m付近は最盛期。しかし、駐車場にも入れない大渋滞。止む無く引き返す。 まあ、極楽浄土は未だ早い、もうちっと娑婆で苦労せい、という神様・仏様のご意向であったのでしょう(笑)。 浄土平はともかく、磐梯吾妻スカイラインからの紅葉は十分に楽しめたようですから、浄土でなくとも極楽気分の眺めでありました。 (磐梯吾妻スカイライン・潮見展望台から) (同上) (同上・双竜の辻) (同上・南端入口付近から) そして、岳温泉・鏡池の紅葉です。 (岳温泉・鏡池)<参考>岳温泉・Wikipedia 岳温泉は、福島県二本松市、安達太良山の中腹にある温泉。 岳温泉も紅葉が始まっています。 その岳温泉のマンホールがこれ。 (二本松市<岳温泉>のマンホール) リスとドングリと温泉マークがあしらわれています。 (二本松市のマンホール) こちらは、市の花「菊」と市の木「桜」と市の鳥「鴬」がデザインされたマンホールです。 次は、五色沼自然探勝路の東側入口にある毘沙門沼の紅葉です。 (毘沙門沼) 毘沙門沼と反対側の西側入口にあるのが柳沼であるが、こちらは紅葉はこれからと書かれていますから、日当たりなどの関係で、同じ五色沼でも紅葉の見頃は多少異なるのでしょう。 そして、その柳沼よりも300mほど南にあるのが弥六沼。 こちらは、五色沼自然探勝路からは外れた場所になる。 (弥六沼) 弥六沼も五色沼湖沼群の一つであるが、裏磐梯高原ホテルの所有地内にあるので、ホテル利用者以外は弥六沼周遊道の利用はご遠慮ください、ということになっているそうです。しかし、ホテル駐車場から池を見学することは可能とのこと。 10月19日 檜原湖→レンゲ沼→西吾妻スカイバレー・東鉢七曲り・白布峠→天元台高原→上杉神社→赤湯・烏帽子山神社→湯殿山本宮→天童公園→天童温泉・天童ホテル(泊) この日は、檜原湖、レンゲ沼を見つつ県道2号を北上されたよう。 この道、檜原湖に沿っている部分は、11年前(2012年)の9月下旬に檜原湖一周の銀輪散歩をした際に、ヤカモチも自転車で走った道であるから、とても懐かしい。 尤も、ヤカモチは時計回りに一周したので、後半部分を岬麻呂氏とは反対向きに走ったということになる。 (檜原湖) <参考>裏磐梯銀輪散歩<8>・檜原湖一周<4> 2012.10.5. そして、気が付いたことは、上記<参考>の「檜原湖一周<4>」の記事で紹介している「レンゲ沼」は、レンゲ沼ではなく、レンゲ沼に至る探勝路の手前側(北側)にあった別の沼であったようだということ。 (レンゲ沼) 県道2号を挟んで反対側(東側)にある曽原湖に立ち寄り、そこから県道に戻って来た時に、目の前、少し離れた位置に小さな沼が見えたので近づいてみたというのが、その沼についてのヤカモチの記憶で、上のレンゲ沼の写真の印象とはかなり異なっている。 (北塩原村のマンホール) 檜原湖東岸を通過する県道2号は、檜原湖の北東端で県道64号との分岐となる。ヤカモチの知る道はここまで。これより先の県道2号はヤカモチには未踏の道である。 (東鉢七曲り) 地図でみると、東鉢山に向かってうねうねと上っているのが県道2号。 S字カーブを何度も繰り返す東鉢七曲りや白布峠は紅葉真っ盛り。 (白布峠) 白布峠を越えると、山形県米沢市である。 更にもうねうねと続く県道2号を道なりに進むと、関地区の集落に至るが、その集落入口手前に天元台高原への進入路がある。 進入路に入ってすぐに天元台ロープウェイの湯元駅があり、天元台高原駅まで、ロープウェイで上ることができる。 岬麻呂ご夫妻も湯元駅前に車を駐車し、ロープウェイで上られたようであります。 天元台高原の紅葉は更にも見事なものでありました。 (天元台高原の紅葉) (同上) 天元台高原の紅葉を堪能して、湯元駅から再び県道2号に戻ります。 県道2号は、最上川の支流である大樽川に沿った道となるが、米沢市立石付近で大樽川とは別れて、船坂峠直下のトンネルを通過し、米沢市街へと至る道である。 岬麻呂氏がこのルートで米沢市街へと入られたのかどうかは存じませんが、地図で見る限りではこれが一番の近道のように見えるので、多分このルートではないかと推測しています。 このルートだと城址である松が岬公園の東側に出る。 この公園にあるのが上杉神社。 上杉神社は、旧米沢城奥御殿跡地に社殿を構える神社で、上杉謙信を祀っている。 (上杉神社)<参考>上杉神社・Wikipedia 上杉神社の参道で見かけた米沢市のマンホールであります。 (米沢市のマンホール) 米沢市の市の花であるアズマシャクナゲがデザインされています。 米沢から更に北上し、南陽市の烏帽子山神社へ。 (赤湯・烏帽子山神社)<参考>烏帽子山八幡宮・Wikipedia 赤湯温泉街の北側の高台にあるのが烏帽子山公園。この公園に隣接している神社が烏帽子山八幡宮。 ここも紅葉が始まっているが、見頃は少し先のようです。 そこで、東北中央自動車道を利用して湯殿山に再挑戦。 すると、こんな風に紅葉が一気に進んで居りました。 (湯殿山本宮・10月19日の状況) 「前回報告と比較下さい。」と書かれていますので、前回報告318に掲載の10月12日の湯殿山の写真(下掲)を併せ掲載して置きます。 この2枚の写真を較べるとはるばる遠征再挑戦の甲斐があったというものでしょうね。 (一週間前の湯殿山・10月12日の状況<再掲載>) 湯殿山から天童市に戻り、天童公園へ。 (天童公園) この日は天童温泉に泊まりであります。 10月20日 村山市・東沢公園→新庄城址→R47→鳴子峡→仙台空港→関西空港 最終日は、天童市から北上して、村山市の東沢公園へ。 (村山市・東沢公園) 東沢公園はバラ園が売りのようですが、もう冬支度がすっかり完了しているようです。びっしりと雪囲いが施されています。 村山市から更に北上して舟形町へ。 舟形町では、末尾に掲載のマンホールカードを入手されていますから、町役場かどこかにお立ち寄りになったのでしょう。 舟形町の北隣が新庄市。 新庄市の最上公園が新庄城址であります。 (新庄城址)<参考>新庄城・Wikipedia (同上) 新庄城址から少し南に戻り、国道47号を東へ。 鳴子峡を左に見て・・、この道は、前回318の旅でも10月11日に走って居られるのですが、「先週よりも紅葉が進むも最盛期はもう少し先」とのことでした。 (鳴子峡) この後、奥松島まで行かれるご計画であったようですが、「くたびれたので計画変更、車を早く返して仙台空港で時間待ち」であったようです。 はい、無理は禁物。ヤカモチも助かります(笑)。 かくて、全896kmのロングドライブ旅終了。 なお、今回送って下さったマンホールカードは次の4枚。 本日(10月27日)、これをブロ友の「ひろみちゃん8021氏」にお渡ししましたので、追って彼女のブログでご紹介があるかと思います。 (白河市のマンホール) (福島県西白河郡西郷村のマンホール) (山形県流域下水道のマンホール) (山形県最上郡舟形町のマンホール) 以上です。本日もご覧いただき、ありがとうございます。 <参考> 過去の岬麻呂旅便り記事はコチラ。 フォト蔵アルバム・岬麻呂写真集はコチラ。 同上・岬麻呂マンホールカード写真集はコチラ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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