偐万葉・MoMo太郎篇(その1)
今日は偐万葉シリーズ記事第339弾、MoMo太郎篇(その1)であります。
MoMo太郎氏は2022年12月1日に、ブロ友のひろみちゃん8021氏のブログから当ブログに初訪問、初コメントをくださり、翌2日に同氏ブログに返礼訪問、返礼コメントをさせていただきました。
従って、同氏とのブログ上のお付き合いは約1年ということになります。
その約1年間の交流に於いて、同氏へのコメントに付した歌が22首となっていますので、偐万葉としてこれをまとめることとしました。
なお、偐万葉シリーズでは万葉風の勝手名で呼ばせていただくのが慣例となっていますので、MoMo太郎氏は以後MoMo麻呂とさせていただきます。
偐家持がMoMo麻呂に贈りて詠める歌22首
初めての 友の来たるを うれしみと
師走ついたち 小春日の空 (偐家持)
沖縄の 那覇の駅跡 ゆく君の
記事を見つつや 御目文字の歌 (偐家持)
(20221202那覇駅跡)
石走る 思ひはあれど 横浜の
師の歌碑いまだ 見ずにありける (偐家持)
(本歌)石ばしる 垂水の上の さわらびの 萌え出づる春に なりにけるかも
(志貴皇子 万葉集巻8-1418)
(20221205伊勢山皇大神宮)
夏は北 冬は南へ 旅はよし そのまた逆の 旅もよかりき (偐旅人)
秋川の 道はた遠み 君が行く
ままにぞ我は ブログにて見む (偐家持)
(注)た遠み=「た」は接頭語。「遠み」は「遠いので」。
(本歌)わが君の み車にそふ 秋川の
瀬音を清み ともなはれゆく (美智子上皇后御歌)
(20230105上皇后御歌碑)
野つ鳥も 棲めば都と 群れなせば 時に糞害 人も憤慨 (群椋鳥)
春されば まづ咲く花や 白梅の 朝風寒き 銀輪の道 (梅家持)
大和川 花ももみぢも なかりけり 冬の青空 雲のみ流る (偐家持)
(20230202大和川byヤカモチ)
桜花 木蓮花桃 みな咲きて 春の盛りを 君行くなるか (春花家持)
鬼平の 跡とひ行ける 我が背子に 咲きて笑むらむ 隅田の桜 (鬼家持)
周平の 跡をちこちに 見つつ我も 行きしことあり 鶴岡の町 (周家持)
(注)周平=藤沢周平
(20230407鬼平情景)
われ見しは 近江百穴 見が欲しは 吉見百穴 ひかりごけかも (偐家持)
(20230529吉見百穴)
あをによし 奈良の都の 大殿も これしありての 瓦窯跡 (瓦家持)
(20230908音如ヶ谷瓦窯跡byヤカモチ)
銀輪で 走るはよけれ 帰り来て
ブログに書くは さらなる苦労 (苦労判官)
耳成も 畝傍も香具も 疾く来よと
そらみつ大和に 君待つらむか (三山家持)
常知らぬ 道の長手や さきたまを
いかにか行かむ ママチャリにして (偐チャリ麻呂)
利根川の 水の恵みを まさやかに
学びて育て さきたまの子ら (偐埼持)
(20231014前玉神社byヤカモチ)
なにといふ こともなけども なんとなく
しあはせなるか どちとつどへば (やかもち)
唐楓 その種遠く 飛ばさむか 翼つけたり 風待つらしも (楓家持)
(20231124トウカエデの翼果byヤカモチ)
生きている のではなく生か されてある
まことにそれを 知るはかたくも (偐家持)
おほきみ手に 生かされてあり ちりひぢの
身も草も木も みなありがたし (偐家持)
けらおけら けらけらけらの おけらわれ
もとよりおけら けらけらおけら (偐虫麻呂)
(20231208ケラbyヤカモチ)
(注)掲載の写真は「byヤカモチ」とあるものを除きmomo太郎氏のブログからの転載であります。
<参考>momo太郎氏のブログはコチラ。
アメブロ版偐万葉・MoMo太郎篇はコチラ。