カテゴリ:囲碁
昨日(7月10日)は、囲碁例会の日。例によって例の如く銀輪散歩を兼ねてMTB(マウンテンバイク)で梅田スカイビルへ。
猛暑の中の銀輪散歩、熱中症対策は不可欠。 先ず、コンビニに立ち寄り、凍結したスポーツドリンクを購入。これは或る程度まで解けないと飲めないので、もう1本凍結されていない普通のものを購入。 国道308号・中央大通りを概ね走るのであるが、大阪市内に入るまでは、これに沿った裏道を極力走行するようにしているので、その日の気分や成り行きでコース取りは一定ではない。 JR大阪環状線の森ノ宮駅の前で大阪城公園に入り、これを通り抜けて天満橋を渡った先の滝川公園で小休止というのが最近多いパターン。 (オミナエシと大阪城) 森ノ宮駅側の入口から大阪城公園に進入すると入口前広場の花壇にオミナエシの花が咲いていました。 オミナエシは秋の七草の一つであり、万葉人も愛した花。ちょっと季節先取りという感じもしないではないが、旧暦だと7~9月が秋であるから、体感季節は別として暦の上では合致していると言うべきか。 城を背に 今か咲くらむ 女郎花 秋来にけりと 云ふにしあるか (偐家持) オミナエシ(旧仮名遣いでは「をみなへし」)は、漢字では「女郎花」と書くように、女性のイメージを背負った花である。まあ、女性を花にたとえるのは男の常套手段であるから、花は全て女性のイメージを背負っていて、オミナエシに限ったことではないこととなり、実も蓋もないこととなってしまうが、漢字表記が直接に女性を示す花というのだから、やはり特別な花なんだろう。 初蝉の 鳴くをし聞けば 女郎花 咲きたる見つつ 囲碁打ちに行く (碁八千島) (本歌)ひぐらしの 鳴きぬる時は 女郎花 咲きたる野辺を 行きつつ見べし (秦八千島 万葉集巻17-3951) そう言えば、前日(7月9日)今年初めてニイニイゼミの鳴く声を耳にしたのでありました。 (滝川公園) 滝川公園で小休止。時計を見ると午前11時21分。 煙草一服と水分補給をして、再び自転車の人に。 梅田スカイビル到着は午前11時48分。 この日も、到着した時は駐輪場が満杯で、また前回のように里山でお弁当を食べながら駐輪場に空きが出るのを待つしかないと係の人と言葉を交わしていると、一人の女性が駐輪場に入って来て自転車を引き出そうするではないか。何とタイミングのよいことか。 駐輪も首尾よく果せたので、地階にある全席喫煙席というイタリアン・カフェレストラン、CAFFE PIAZZA DEL POPOLO(カフェ・ピアッツァ・デル・ポポロ)でランチ&珈琲とする。 昼食後、会場の部屋に行くとヤカモチの一番乗り。 汗で濡れてしまったTシャツを脱ぎ、体の汗を拭って、着替え用に持参の新しいTシャツに着替えて待つこと10分余。平〇氏が来られたので、彼と対局。 対局中に村〇氏、続いて福麻呂氏がご来場。隣で両氏の対局が始まる。 最後に青◎氏が来られて我々の対局を観戦。 平〇氏との対局はヤカモチの中押し勝ち。ヤカモチの2局目の相手は青◎氏であったが、これも中押し勝ち。連勝の好スタートであったが、続く村〇氏、福麻呂氏には負けて、結局2勝2敗に終わりました。 途中、平〇氏が「体の調子が悪いので・・」と早退されましたので、ちょっと心配でしたが、帰途に電話をすると無事ご帰宅でお元気そうな声であったこともあり、先ずはひと安心でありました。 帰途は、久しぶりに鵲森宮社に立ち寄ってみた。 (鵲森宮・拝殿) この神社は2014年8月以来だから10年ぶりの立ち寄りである。 <参考>鵲の森・SS会2014夏 2014.8.18. 鵲森宮公式ページ 鵲森宮、通称・森之宮神社というのがこの神社の名称。 創建は、崇峻天皇2年(589年)。 祭神は、用明天皇、穴穂部間人皇后、聖徳太子。 境内に大伴家持の歌碑があるというので訪ねたのが10年前のことであったが、今回行ってみるとその歌碑の場所が変わっていました。 (大伴家持歌碑) 神社へと入るには、東側の玉造筋からの入口と西側の森之宮公園の方からの入口の二つがあるが、今回は森之宮公園側、つまり西側から入りました。 神社の拝殿は南向きであるが、拝殿に向かって左側つまり西側に、拝殿基壇の側壁を背に西向きに建てられていたと記憶するので、西側鳥居から入ると正面にその歌碑が見える筈。 しかし、そこに歌碑はない。振り返るとありました。 元の場所と通路を挟んで向き合う位置に、東向きに移設されているのでした。表側の入口と言ってよい玉造筋から境内に入って来るとこの歌碑が正面右手に自ずと目に入る位置になるので、歌碑に気が付かないということは先ずあり得ない。歌碑移設の理由は歌碑をより目立つようにするためということなのか。 10年前には無かった、「大伴家持歌碑」の銘と歌の文言を読み易い通常の文に変換したものを刻した副碑も設置されていた。 (横枕南公園) 次の小休止は横枕南公園。帰途この公園で休憩というのも最近よくあるパターンです。 この公園で休憩している時に、早退された平〇氏に電話し、その後の体調のほどやいかにとお伺いしたのでしたが、正常に復されていたという次第。 そして、最後は花園中央公園で小休止して、無事帰宅。 ペットボトル3本を飲み干しての銀輪往復でありました。 <参考>囲碁関連の過去記事は下記参照。 囲碁関係(その1) 2008年~2019年6月 囲碁関係(その2) 2019年7月~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[囲碁] カテゴリの最新記事
|
|