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ドレアムがなんと大学に合格しました。
とても信じられません。 ああ… 高校1年では進級が危ぶまれ… いや、その前に小学校では児童相談所に半年くらい通い… 授業はロクに聞かず、学校へは『遊びに行ってる』と豪語して憚らない息子です。 …はて、大学へ行って何をしますの? とは思うんですけどね。 就職や専門学校など、他の道は考えていないようです。 このまま『フリーターする』なんてパラサイトされても困りますからね。 在学中に身の振り方を考えてもらいましょう。 しっかし、「よく合格したなー」というのが本当のところです。 もう、ものすごく、トテツもなく大変でした… ドレアムが受験したのは特殊な推薦入試。 3科目程度の試験を受ける一般入試はハナから受けるつもりはありませんでした。 (あれだけ遊んでいたら、受けられるハズもないですがね) AO推薦という、自己推薦みたいなものでした。 10月に推薦文とともに願書を届けた翌日のことです。 「いけね。字、間違えた!!」 いかにこの大学へ入りたいか、何を学びたいかをシタタめた文章中の漢字を間違えたんだそうです。 「大丈夫よ♪きっとみんな誤字脱字だらけに決まってるわよ」 まあ、そうは申しませんでしたがね。 名前を書けば合格とのウワサの大学ですもの。 結局大学の入試窓口で返してもらい、訂正して提出してきたそうです。 結構律儀なところがあるんです。 (その前に律儀に勉強しろって!) 10月のAO推薦1期は、そうやって始まりました。 試験は小論文と面接のみ。 かなりの手ごたえ♪とウキウキで帰って参りましたよ。 よせばいいのに、 「AOで落ちることってないらしいゼ♪」なんて… そして翌週不合格の知らせが… その晩は落ち込んでましたがね。 ドレアムの通うのはこの辺りでも底辺校。 クラスで5名受けて、全員不合格となれば、皆で渡ればこわくない、てなもんです。 「AO2期があるサ。その前に公募推薦」 またまた聞きなれない推薦が出ましたよ。 それより、同じ大学、同じ学部を受けるのに、毎回3万5千円必要なんですけど… そんな疑問符で私の眉間に深~いシワが刻まれるのでした… 更に問題発生。 「加納がオレの推薦は書けないって!」 担任に推薦状を拒まれてしまいました。 公募の推薦を書いてもらえないのは、あまりないことのようです。 相当ひどい生徒だということなのでしょう。 春には担任と仲良しだったのに… 何があったんでしょう。 まあ、日々の積み重ねでしょう。 相性は極端に良くないみたいです。 「オマエは部活続けてたし、文化祭とか球技大会も頑張ってたし、書くところいっぱいあるのになあ…」 シンパの先生に慰めてもらい、推薦書は1年生のときの担任に書いてもらえることになりました。 そんなのアリなんでしょうか… ああ、異例づくめの受験… むしろちゃんと教科で受験した方がいいんじゃないだろうか… しかしその公募推薦で合格を決めて参りました。 1年のときの担任には感謝、感謝です。 ドレアムを本当に心配してくれていましたもの。 合格を携帯で確認したあと、学校の廊下でその先生と抱き合って喜んだそうです。 ちなみにクラスで同じ大学を受けた5名は、同じ公募推薦を揃って受けました。 2人落ちて、そのうち1人は担任が渾身の推薦文を書いたオトコです。フ。 ま、まだAO推薦2期がありますから、4月には大学できっと顔をあわせることでしょう。 なんですか、同じ学部を落ちても受けていると『ソコまでしてわが大学に入りたいのか』ポイントが加算されるらしいです。 優秀な大学ならそんなことはないんでしょうけど… そういえばAO入試のために大学生の学力が下がってるそうですね。 新聞に載っていたのですが、だんだんになくなっていきそうな気配。 詰め込みとゆとりのハザマで、うまく楽に大学にすべりこめた感があります。 とにかく一安心できました(-_-;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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