カテゴリ:ミセラニアス
そうこうしていれば到着時刻。
ダンナは駐車場へ戻って待機してもらうことにして、私は到着出口に向かいました。 10分ほど遅れて長崎からのANA機は到着。 ベルトコンベアの荷物を待ってる人たちがこちらからも見えました。 もうちょっとかかるな、と思ったときです。 ガラス越しに、母が外を伺ってるのが見えました。 ああ、無害そうな外見の母ですが、実はイラチ。 私を確認すると出口に急行、今出ようとしていた女性の前に踊り出ました。 その人、大きなカートを押していたんです。 杖を片手に握ったお年寄りが猛然と飛び出したんですからね。びっくりでしょう。 私もびっくりしました! 私が近寄ると、母は一言「これ、持って!」とずっしり重いビニールバッグを手渡しました。 「あぶないじゃないのっ」 と言う間もあらばこそ。 「荷物取ってこなくては!」 と、今来た出口専用のドアからまた中へ入っていく母! 気を取り直して自動ドアから出ようとした女性もびっくり(2度目)。 ドアとカートの間をまた杖持って入って来たんですから。 すみません。すみません。 「あ~大変だった♪」 ガラガラひっぱるキャリーバッグと、またまたずっしり重いバッグを持って出てきた母。 一方通行なのに出てまた逆行するって! だいたいカート使えばいいでしょう! ガミガミ文句も出るじゃないですか。 「だって重いんだもの。カートは面倒だし。アンタがソコにいるんだから持ってもらおうと思って…」 自由でいいなぁ…(T_T) もしも国際線なら、警備員とかに捕まえられたかもしれません… ルール無視のお年寄り、ええ、ワタクシの母でございますよ。 泣けます。 しかし重い荷物の一つは、発泡スチロールに入った活サザエでした。 家に帰ってオーブントースターで焼き、空弁と一緒においしく頂きました。 まあ、意表をつく母ではありますが、あのスピードは大したものかも(._.) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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