Rose in December
昔の映画の中で、「子どもは冬の庭に咲くバラ」というのがありました。大事にしないと咲かないという意味だと私は思っていたんです。手をかけすぎてもダメ、枯れてしまう、というセリフが続いていたように思うんですよ。なんとなく、欧米ではそういう言い回しがあるのかなと思い調べてみました。どうも『冬のバラ』とは『Roses in December』のことらしいです。そしてそれは欧米では一般的な言い回しだそうで…God gave us memory ,so that we might have roses in December.(神は12月にバラが思い出せるように、我々に記憶というものをくれた)昔は、今ほどお気楽に冬が過ごせなかったことでしょう。つらく苦しいときに、6月のバラを思い描いて乗り切りましょう、の意なのでしょう。これをその映画ではGod gave us children ,so we'd have roses in December.(神は12月にバラが思い出せるように子どもたちを授けた)と変えたようです。つらい時期を乗り越えるために子どもたちが存在する…となるのでしょう。テレビ特別版の『アルマゲドン』、訳がずいぶん違うじゃないの!しかもマサに『特別』を冠する所以のシーンのお話でした…ま、好きな映画というのは変わらないし、おかげでま~たひとつお勉強になっちゃったものな~♪翻訳を丸呑みするとタマには落とし穴があるということで…チャンチャン♪それに考えてみたら、冬のバラのお手入れは他の季節の手入れよりずっとラクです。植え替えは大変ですが、ソレは鉢植えで育てている我が家に限ってのことですから。冬のバラ…ときどきウチの6月のバラは厳しい冬将軍を連れてきたりします……