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カテゴリ:薬局
ここ数日またインフルエンザの患者さんが増えてきた感じです。
特にお子さんにタミフルが出たとき、必ず親御さんから私達が言う前に聞かれるのが。、 この異常行動についてです。 2002年にドライシロップが発売になって、やたら使われているのですが、 明らかに、重症化することが少なくなったと思います。 その前は、インフルエンザ脳症などで、死亡するケース、後遺症が残るケースが、 マスコミで激しく取り上げられ、タミフルDSがまったく入荷しなくなった年もあります。 (異常行動報道に関しても、どうもマスコミの悪意を感じます) 当時は、インフルエンザ検査キットも十分な数がなく、「かもしれない」で投与していたので、 多くなったのだと思いますが。 今は検査キット使って陽性の場合のみ投与となってます。 また、タミフルは、インフルエンザウイルスの増殖するのを阻害するお薬なので、 原則、症状が出てから2日以内でないと効果が期待できません。 2日たってしまうと、ウィルスが十分に増殖してしまうからです。 私の考えですが、検査で陽性で、発症から2日以内の患者さんはタミフル飲んだ方がいいと思います。 解熱剤など使うと、インフルエンザ脳症にかかる可能性がアップします。 (比較的安全といわれているのが、アセトアミノフェンですが。) とは言いましたが、 タミフル使用量の75%が日本に偏っています。使いすぎかもしれません。 上記、検査キットでも、発症1日目の方は陰性で出てしまうことがあります。 その他色々患者さん個別のファクターもあります。 また、タミフル投与48時間は、お子さんのそばについてくださいという注意もありますので、 処方変更など、Dr.に頼むことも出来ますので、ご相談ください。 小山耳鼻咽喉科 小山耳鼻科月曜日は、午前8時30分より11時まで受け付け、午後の受け付け3時30分から6時までとなります。受付終了間際は混み合いますので、早めの来院来局お願いします。 1日に1度クリックお願いいたします にほんブログ村 トップページへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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