龍ノ口の法難の地 龍口寺
大仏の高徳院をあとに、長谷駅から江ノ島駅にむかいます。江ノ島は、帰りの人で、ごったかえしてるかと思いましたが、海水浴にはまだ早いので、そんなに人はいませんでした。どうせ江ノ島に来たので、ちょっとだけ江ノ島を見に、目的の龍口寺とは反対方向へ向かいちょっとだけP6274333 posted by (C)EZ30邪魔者ばかりですが、ここが江ノ島ってわかる感じでは?マリーナも入ってますし。この写真を撮るために、10分逆行してるので、労力は買ってください(笑)P6274349 posted by (C)EZ30こちらが目的地、龍口寺。仁王門の中を見ると、P6274350 posted by (C)EZ30P6274356 posted by (C)EZ30綺麗な龍の天井絵。仁王像より、こちらの色使いが気になりました。P6274404 posted by (C)EZ30こちらは山門裏側、寂光山の銘。P6274411 posted by (C)EZ30山門の表側は、龍口寺の銘。そして龍の透かし彫りは見事なもの。P6274408 posted by (C)EZ30P6274369 posted by (C)EZ30中国の古事記に由来する、数多くの透かし彫りも。ほんと仁王門、山門だけで、1時間いれそうです。日蓮さんは、他宗を攻撃し、鎌倉幕府に対して、法華宗を信じないならば、国難が続くだろうと説いたため捕らえられてしまいました。いろいろ調べると、当時お坊さんを処刑するなんてことは無かったらしい。そりゃそうですよね、戦国武将は信心深い人が多い。よっぽど日蓮さん、目に余る布教活動してたらしい。いまでも、結構目に余る布教活動してますよね。第○文○研究会とか隠れ蓑使って、若者を.......日蓮さんが、龍ノ口の刑場で処刑されかけたとき、天からの雷鳴と江ノ島の方より稲妻があり、太刀取りは目がくらみ倒れ臥し、周囲の兵士たちは恐れおののき、そして、処刑は失敗して、佐渡へ流された。これが、日蓮宗の言う所の龍ノ口法難そして日蓮さんの没後に弟子の日法が、瀧ノ口の刑場跡に、1337年に建てた敷皮堂が龍口寺の始まりだそう。処刑場でのいきさつは、かなり誇大してますが、鎌倉より処刑間際に、中止命令があったのは、事実のようです。P6274374 posted by (C)EZ30こちらが境内。右上の五重塔は、釘を一本も使わない組み込み式の本式木造。本式木造の五重塔としては、神奈川県唯一のものだそう。P6274390 posted by (C)EZ30電線が邪魔ですが、階段登る元気がすでに無い。へりへろ。このあたりで、4時を大幅にまわっているので、本堂の中は見れなかったです。P6274380 posted by (C)EZ30光松妙見堂、正面左側。松の材木で造られた妙見大菩薩を安置してます。これが最後の紫陽花。この裏あたりに、日蓮さんが、一晩過ごした土牢があるかしいのですが、何せ、時間が時間で、職員の人がおらず、行きませんでした。龍口寺には、4度目なのですが、ほとんど江ノ電撮影のついでの立ち寄り参拝。詳しく見たのは、初めてに近いです。ここは、空いてますよ、皆知らないんじゃないの?って言うくらい。日蓮宗の人に怒られそうですが。P6274406 posted by (C)EZ30大書院 。旧松代藩の養蚕御殿。昭和初期に移築したものらしい。3層の屋根は見事ですね。入ってすぐ右の石壇上にあります。まず手水舎に行くため、登ってみませんでしたが、惜しかったなー。重厚な作り、さすが信濃一の藩の藩邸です。P6274400 posted by (C)EZ30本殿を右に行くとある日蓮さんの石造と鐘楼。P6274383 posted by (C)EZ30この鐘は、お題目を唱えると、1回つけます。いつでも。早速ついてみましたが、以前来たときと変らぬ音色。雑踏化した鎌倉の空間から、かけ離れた静けさの中、最高の音。これだけでも、価値があるんじゃ?この鐘は、延寿の鐘と言われ、長生きするらしい。武人としては、長生きはしたくないのですが。その他、龍口寺は、仏舎利、七面堂など、見所満載。仏舎利のあたりは、高台になって江ノ島方面の景色がいいです。もちろん今回は、ヘロヘロで、果てしなく続きそうな階段を、一歩たりとも登れませんでした(笑)何で、皆さんあまり行かないのかな?江ノ島からも、仏舎利、五重塔は、よく見えるのですが。よく見えると言えば、乗り換えの大船駅からP6274441 posted by (C)EZ30大船観音。上半身だけですが、すごくでかくて、ほんと目立ちます。最後になりましたが、IMGP2015 posted by (C)EZ30ちびにペット用お守り。ゆきには、キティーちゃんお守り、Mさんは御朱印帖。すべて鶴岡八幡宮で購入。例によって、私は、土産なし。そういえば、今回ひめちゃん用もなし。以上、鎌倉を巡るでした。御拝読、ありがとういございました。あと5回位いけば、鎌倉巡りコンプできるかなー。先長いなー。絶対、3回目くらいからは、誰も知らないとこ載せることになるし。考えちゃいますね(笑)