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老体を引きずりながら小学校へ行った 年齢層の厚さはご存知の通り 若いのから古いのまで 母さんがいるわけで 酸欠になりそうな教室で 次男はフワフワと彷徨っていた チラチラと横目で私を見てる こんなんでよければ いつでも来てやるぞい 隣に立っている母さんは かなり若い まさかそちらを見ているの 男ってやつぁしょうがねぇな ふと壁を見ると 掲示板に星野冨弘さんの詩が貼ってあった 「いちやくそう/生きているから」 痛みを感じるのは 生きているから 悩みがあるのは 生きているから 傷つくのは 生きているから 私は今 かなり生きているぞ ・・・なんだか妙にしっくりきて笑った そして少し元気になった 先日、上司に仕事を 辞めさせて欲しいと懇願したばかりだった 一笑されて終ったけれど モヤモヤしていた なんだか疲れていた とても疲れていた 私は今かなり生きているぞ ふふふ そんな感じ 家に帰ってもう一度詩を読み返したくて PCで検索してみた 星野冨弘さんの詩は小学校以来 なんだか泣けてきた 私は何をこんなに疲れているのか そしてまたひとつ詩を見つけて泣いた 「サンガイグサ/別れ」 あなたが最期にみた季節が また巡って来ました あれから私は幽霊というものが いてもいいと思うようになりました できることなら あなたに幽霊になってもらってでも もう一度 逢いたいのです 父ちゃん 気づくのが少し遅かったけれど 分かりました 詫びることも お礼を言うことも出来なくなる 別れがあるということを お父さんに会いたいな 甘えるなと叱って欲しいよ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.02.17 23:37:35
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