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テーマ:山登りは楽しい(12250)
カテゴリ:山の雑想
先日受けた健康診断の結果が出ました。
いつもの通りトリプルA!と思いきやB判定じゃないですか・・・ あれれと思ってよくみると右肋骨に骨折の跡ありとのこと。今更指摘されるのも変な話だが、肋骨の骨折は4年前の山の事故のものである。 三つ峠でクライミング中の転落事故。 クライミングやる人ならわかると思うけど、トップロープで登ってる時に何故かグランドフォールしてしまったというあまりにも馬鹿馬鹿しく、そして悔しい事故なので詳細は省きますが、とにかく10mばかり背中から落っこった。 落ちたところに大きな岩があったのだが、その岩にはぶつからず、岩にたてかけておいてあった誰かのザックの上に落ちた。ザックはぺっしゃんこになったがおかげで奇跡的に死なずにすんだ。 右の肩と肋骨と足の指の骨が折れていたが、人様に迷惑かけるのがいやだったので自力で歩いて下山した。下山後、病院にかけつけたら、喧嘩して救急車で運ばれてきた酔っぱらいと、心配そうなママに救急車で連れてこられた20歳くらいの僕チャンの手の怪我(すり傷程度)に先越されて後回しの受診となった(救急車はただだから皆さん大いに使いましょ)。 当時はけがで働けない場合は健康保険から傷病手当金が出るなんて知らなかったから仕事も激痛我慢して1日も休まず行った。(今なら堂々と休む!) 医者から1ヶ月間静養してるように言われたので30日間静養し、まだ腕が肩の高さまでしか上がらなかったけれどとにかく31日目に山に出かけ、35日目にクライミングを再開し、40日目で谷川の岩場を単独で登り、奇跡の復活を遂げたのでした。やれやれ。 転落と言えば、9年前にはアンデスで10m落ちて左の肋骨と左手首を骨折し、10年前には日和田の岩場で5m落ちて踵の骨にひびいれました。 かくもさように山って結構危険なもの。 ヒヤリハットもちょくちょくあることだし、何だか今こうして健康診断でA判定(今回はBですが)受けられるのも僥倖のような気さえしてきます。 何だかおどかしのような日記になってしまいましたが、でも下界にいたらいたで下界ならではの人的災害もあるし、危険がよめる分だけ山の方が安全といえなくもないかな~ いずれにしてもこれから山にのぼられるかたは十二分なリスクマネジメントをとっておきましょうね。 健康診断にてふと考えた今日の日記です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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