今夜も山の中

昨日今日と連休だったので、家族サービスで乗鞍あたりの簡単な夏山を企画していたのですが、残念ながら台風様の来客とあって中止。
かわりに温泉でまったりしようと群馬県の水上温泉に行って来ました。
ここは名山中の名山「谷川岳」を間近に控える温泉街であります。
谷川岳には何度も来ているけど、水上に泊まるのは初めて。
一度、谷川岳に登った後に水上温泉のホテル聚楽あたりに泊まってぱーっとどんちゃん騒ぎでもしてみたいとは思っていたけど、家族連れで来ることになるとは思わなかった。

写真は谷川岳の東面、遭難事故の多さであまりにも有名な一の倉沢であります。この山の遭難の多さを知りたい方は天神平に行った時に、スノーシェードを抜けてすぐ右手の公園に行ってみてね。碑に過去すべての遭難者の名前が刻んであります。（←スペースがたりずに一回増築された。）
ともかくここは道路が通じてるから車で行けるんだよね。今回は家族そろって散策です。
でも自慢じゃないけど私は谷川岳に１００回以上登ってるけど、そのほとんどが岩登り、沢登り、雪稜など、ザイルをもちいる山登り。
だからこの山は熱い男の領域だと思ってるんですよね。一の倉の岩場を登って降りてくるとどこぞのおばちゃんに
「どこ登ってきたの？まあすごい」などと質問責めにされて一躍ヒーローになれたもんだが、今は家族連れでのんびり散策などしてる、そんな自分にちょっと焦りなど感じてしまいます。
せめて簡単なルートでいいから、いつか息子と一緒に一の倉を登ってみたいなと思う今日この頃。でもそう思うこと自体、すでに自分の山登りが代謝の時期に入ってしまったのかもしれませんね。