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カテゴリ:子連れでおでかけ
早くも旅は最終日であった。
今日は空港まで帰るだけ。とはいえ予約の都合で21:40発の最終フライトとなったため今日1日のんびりできる。 今日のテーマはなにはなくともここまで食べることのできなかった「うにいくら丼」を食べることにある。 そのために空港までの経路は海岸線を経由し、うまそうな店があればすかさず入る作戦である。 まずは山国からの脱出。日本海の海辺を目指して、旭川~深川~留萌のとくにこれといって見所のない地帯を160キロ2時間で走破! 留萌からはのどかかつ荒々しい日本海の海岸線をひた走る。この辺もとくにスーパー観光地であるわけではないので観光客もほとんど見かけず私的には心地よい。しかし海以外とくに見るべきスポットのないエリアは妻にはあまり関心がなく、目下の関心はいかに美味しそうな店を見つけるかということに移っている。そうして結局「るるぶ」を頼りにチョイスし入店した店で待望の3150円の「うにいくら丼」を注文する。 しかしどうだ。でてきた丼はやけに卵焼きのスペースがでかいぞ(-_-;) 全表面積を占める割合はうにが20%。いくらが30%。卵焼きが40%。 しその葉が20%といったところだ。美味しいには美味しいがとびきりうまいということもなく。悪いがこの内容なら1500円がいいとこ。 やはりガイドブックなど頼りはならん。 そうなのだ。やはり旅はガイドブックなのに頼らず、自分で情報収集すべきなのだ。その結果素晴らしいものに出会えれば感動は大きく。たとえはずれたとしてもそれは自己責任として、あらたな出会いを求める糧になる。 旅とはそういうものなのだ。 うにいくら丼をめぐって旅の真実への想いがかけめぐってくるのだが、それはそれで今は家族旅行の続きである。 「新党大地」のポスターが貼られたその店をあとにし、雄冬海岸を南下。 まもなく都市らしいおもむきとなれば札幌はもう近い。 都市部をさけて高速道路に乗り、千歳空港に着く頃にはもう陽が傾いてしまっていた。 空港で時間があるので、しつこく空弁屋で「ウニ丼」を買って食べた。これも大はずれだった(>_<) 「結局今回一番美味しかったのは三国峠で作ってくれたご飯だったよ」と妻が暖かい言葉をかけてくれた。 めいっぱい北の味覚を楽しむというわけにはいかなかったけれど、家族3人でなかなかできない面白い旅行だったかも。今度北海道に家族旅行に来るときはキャンプと自炊を中心にして、「これが父ちゃんの旅だ!」を実践したいものである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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