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今日は施設の利用者を連れて、国営昭和記念公園に行って来ました。
やや涼しめの空気の中、コスモスの花が満開に咲き誇りとてもきれい。 ここの「みんなの原っぱ」は野球場が何面も取れそうなくらいのだだっ広い草原です。そこでは子供たちは皆嬉しそうに走り回ったり飛び跳ねたりしていました。 そういえば「広い場所」って都会生活にはあんまりないですよね。思いっきり走っても人にぶつからないような場所っていえば、学校の校庭や体育館くらいかな?大人にとってはあんまり見あたらない。 広い空間には抑圧された精神を開放させる働きがある。だとすれば広々とした場所で子供が嬉々として遊ぶのは当然だし、逆に普段開放されるべき空間のない都会の大人はかわいそうだ。 私などは幼児の時、トイレの鍵が壊れて中に閉じこめられて以来の「閉所恐怖症」なので狭いところが大嫌いだ。でも済んでる家は狭い。乗ってる車も小さい。 だから自然が好きなのかな?休日に家になんかいたくない。自然の中には広々した空間がたくさんあるから中にいると気持ちよい。 昔、受験生の頃参考書を山にもちこんで勉強したことがあった。余計な誘惑もないし勉強の入りもよかった。じっとしてると退屈なので参考書が楽しかったこと。 自然の中でも、とんがった山よりも広々とした女性的な山が好きだ(大雪や南アルプスみたいなの)。テントは狭いのでできれば使いたくない。そのまんま野ざらし野宿の方が気持ちいい。 広いところは気持ちが良いがあまりにも広すぎるとちょっと落ち着かなくなる。昔東南アジアでボートをチャーターし、名もなき無人島に上陸したことがあったが、周囲を海に囲まれている状況は逆に圧迫感を感じてしまった。中近東のオアシスに行った時は四方八方見渡す限りの砂漠に何だか孤立感を感じてしまった。やはり囲まれるべきものは水や砂ではなく緑が心地よいらしい。 日々の暮らしに有形無形の閉塞感を感じる現代だからこそ、広くてそれでいて暖かい空間が現代人を癒すのかもしれないな。 たかが昭和記念公園から発展したけど、ここの公園も広くてお薦めです。何にもないけど、それに癒しをかんじられる人は是非訪れて見て下さい。そしてそこが良ければ今度は山にも足を踏み入れてみましょう。 きっと数段上の「癒し」が待っていますよ(^_^)/~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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