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テーマ:山登りは楽しい(12257)
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今回の3連休も天気悪いって行ってるのにどこ行っても渋滞でしたね。
でもまあ雨に濡れる紅葉もなかなか美しいからそれはそれで良いのかも。 私の好きな奥多摩は紅葉はまだまだなのですが、上信越の山々では今が紅葉の最盛期。 普段、町で暮らしているとどうしても季節の移り変わりを感じることはできませんが、山では日1日と足早に季節が通り過ぎていきます。 以前秋口に毎週毎週谷川岳の岩場に通っていた頃がありましたが、毎週訪れるたびに紅葉が麓へ麓へと降りてきてきて、紅葉を追いやるようにして10月のおわりには稜線は雪で白く染まっていたものです。 そう山はもう秋なのです。 夏山もろくに行けなかった私はせめて秋ぐらいはどこか大きな山に行きたいと思ってるのですけど育児の身にはなかなか厳しいかな? 秋山と言えば何でもいいですね。 尾根歩きもも空気が澄んでいて遠くの山々まで見渡せていい。泊まりがけだと水場が涸れたりするのが難点だけど、秋の夜長に仲間とビールでも飲みつつ語らうのもまたよし。 木の実やきのこ狩をかねたキャンプにも良い季節。キノコ鍋に温めのお燗なんて最高。バーベキューは夏の行事と思う人が多いけど夏のバーベキューなんて熱くってやってられない。本当はバーベキューは秋が最高なのだ。野山の恵みをちょこっといただいて野趣満点の食事ができるのも秋ならでは。 沢登りもよいのです。秋の沢はやや寒いけど、紅葉の渓谷は格段に美しいし、寒い夜に焚き火を囲んで焼酎お湯割り梅干し入りなど体が芯からあったまってよい。 岩登りも快適です。日が短いのは難点だけど、秋の岩場はよく乾いて谷川のいっつもじめじめした岩場も快適なクライミングエリアとなる(ことが多い)。 何だ結局どんな登りかたしたって秋の山を満喫できるんだ。 それは登り方のもたらす魅力ではなく、自然か醸し出す「秋」という一場面の魅力なんでよすね。 紅葉渋滞はいやだけど、桜や紅葉を愛する日本人の自然への感受性っていうものもずっと後世にまで伝えていきたいものです。 自然遺産とは言うけれど、伝え残すべきは自然そのものではなく、自然に対する気持ちなんだと感じつ今日この頃です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年10月10日 23時00分09秒
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