|
テーマ:山登りは楽しい(12250)
カテゴリ:山の雑想
最近別枠の過去の山日記の更新に注力していて、こちらはなかなか更新できていない。
過去のことよりも今のことの方が大事なのであるが実際に山に行く機会がすくないのだから仕方のないことなのだ 例年この時期になると今年の冬はどこにいこうとワクワクしてくるころなんだけど、今年は年末に子供が産まれるので山には行けそうもない。 正月だし物理的に行こうと思えば行けるのであるが倫理的に許されるないような気がする 前回の正月は風邪をひいてしまい、生後3ヶ月の息子に伝染ることを恐れた妻は子を連れ実家に帰ってしまい、これさいわいとこちらは風邪ひいたまま中央アルプスに行った。 空木岳~宝剣岳まで縦走するつもりでいたが雪が深く、空木までで断念したものだ。途中で空木カールの底にある避難小屋にひとりで泊まった。小屋の中にテントを張ったら夜中中、テントのまわりでごそごそを音がしたので気持ち悪かった。 帰りの日に朝から大雪が降って、かなり奥まで車で林道をあがってきたので慌てて下山したものだ。 その前の正月は、当時はそうとは知らなかったけど妊娠1月目の妻をおいて、ひとりで甲斐駒ヶ岳の黄蓮岳右俣にアイスクライミングしにいった。 降雪の後でラッセルは大変だったし、雪崩の危険もあったし、しかもすべてノーザイルで登ったんだが、15mの滝の上部でアイゼンがはずれて死ぬような思いもした。その時は氷瀑にアイスハーケンを打ち込んで無理な姿勢でアイゼンをはめなおした。 日頃の手入れが悪いとこうなる。 その前の正月は、つきあっていた彼女をおいて、ひとりで八ヶ岳の日の岳稜という無茶苦茶難しいルートを登り、下山してきた3日後に、他の女の山仲間とメキシコの「エルピコデオリサバ(5611m)」に登りに行った。 その前の年は、山仲間が北アルプスで遭難騒ぎがあって、無事下山の報があった翌朝に、友人とボルネオのキナバル山にクライミングに出かけ・・・ その前の年は・・・・ なんて数えだしたらきりがないのだけど振り返ってみたら、よくよく正月は山で過ごしてきたものだ。 そして自分ではそんなに気にしてないけれど、客観的に見てみれば愛すべき人たちに不誠実な対応をしてきたことに気づく・・・ そんな過去を反省しつつ、今年の冬は愛すべき者たちのために過ごしてみようと育児休業など取得してみました。僕の職場では男性第1号だそうな。 ますます山から遠ざかるけれど、一息ついたら1歳3ヶ月になる上の子連れて丹沢あたりでも行ってみようと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[山の雑想] カテゴリの最新記事
|
|