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テーマ:ひとり言・・?(17621)
カテゴリ:暮らしの中のアウトドア
昨日実家の引っ越しの整理していたらこんなの出てきたの
11年前に買った携帯電話です。 私はみかけによらず新しもの好きなので、当時はまだ携帯なんて流行っていなかったのだけれど格安ルートをあたってノキア製のものを2万円で買った。事務手数料や契約料なんてのも当時はあったかな。 もちろん、画面は単色、音も単音。メールなんかも着いてるわけもなく基本料金は月3900円で、割引サービスや無料通話分なんてまったくなく、通話料が3分270円だったと記憶している。 当時開始したばかりのPHSサービスも欠点だらけだったし、携帯だって通話エリアはきわめて限定的で山ではもちろん使えるわけなかったし、年中海外をほっつき歩いていた僕がもっとも望んでいた国際ローミングサービスなんて規格が違うからと世界8カ国くらいでしか使えなかったものなのだ。 どこでも話せる携帯電話とか言って「イリジウム」なんていう衛星携帯電話があって某冒険家が北極で通話している写真が新鮮だったものであるがイリジウムは汎用化されないまま消えたのかな? 携帯じゃないけどインターネットの普及も目を見張るものがありますね。 10数年前インターネットとかいう面白いものがあると聞きつけた私はどうしてもやってみたかったのだけど、当時のパソコンはとても高価だったし、ネットカフェなんてまだなかったので、ワープロにモデムをつなげてしこしことネットサーフィンしてたのです。 でも当時はブロードバンドなんてなかったし、ダウンロードの時間はかぎりなく長く、そして電話料金は積み上がるばかり。しかもメールさえ普及していないご時世ではメールをやりあう友もなし。コンテンツもしょぼいし、ネット株取引もネット決済もまだなかった時代です。 ああなんのためのインターネット・・・ なんたらかんたら携帯やネットの不便さを述べたがそれが今やこの進化。 1998~1999年あたりから携帯とインターネットは爆発的に増殖し、その後の発展は記憶に新しいところです。 そしてこれから情報通信技術はどこまで行くのでしょう。 先日のMNPなんてまだ序の口で、家庭電話との連動サービスであるFMCとかもうすぐ始まるのでしょうね。 さらには家庭内のすべての電化製品がPLC(電力線通信)によって結ばれて携帯やPCひとつですべての電機製品を操れる日もそう遠くはないはず。 通信技術の発展には目をみはるものがありますが、でもほんとにそんなに便利さを望んでいるのかな? 始めて携帯を持ったとき、どこにいてもそれこそトイレにいても風呂に入っていても鳴る電話にはうんざりしたものだ。 しかも携帯はなぜかナンバーディスプレイが標準サービスなのですよ。 1998年に家庭電話でもナンバーディスプレイサービスが開始されたので早速私も毎月400円払って導入して、素知らぬ顔して、出る相手と出ない相手を選り好みしていたんだけど携帯電話の場合標準サービスだからだめなのね。 仕事の電話を黙殺しても「なんでかけ直さなかったんだ?」って言われるのがおちでね。 だから山に入って携帯の電波の届かないところに身をおくと心底ほっとしたものです。 MNPサービスの開始でさあどこに買い換えるなんて話題になる時にあえて「携帯を持たない」という選択肢もありなのかもしれませんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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