朝起きてとりあえず、ホテルを移動することにした。
何でかって?
それはホテルの2件隣のバーで夜中の1時まで大音響がひどくて眠れなかったからなのだ。
まったく客も迷惑ながら、ホテルも迷惑だよなと思いつつ、海辺を散策し、一番海辺に近いコテージ形式のホテルに移ることにした。
「コ・チャン・ラグナリゾート」1泊1500バーツであった。
さてとりあえず海を見ながら昨日の日記でもうつかとパソコンを開くとびっくり!
なんとホテルのワイヤレスネットワークをキャッチ!しかも暗号化されていないのでそのままつなぐことができた。
電波は微弱ながら、こんなタイのマイナーな島で海を眺めつつ普段のパソコンを普段通りに使えるというのは実に感激である。
とりあえず嫁さんにメールを送った。
ついでに為替もチェックした。円を買いたい衝動に駆られたが暗号化されていない情報を送信するわけにはいかんのでこらえた。(ちなみにその後すぐに円高になった)
さあてこんなところでネットサーフィンをしているわけにはいかんのだ。
せっかく島にきたことだし、今日は天気もよいことだし、今日はバイクを借りて島を巡ることにする。
レンタバイクはビーチの反対側の道路沿いにいくらでもある。
125ccクラスのバイクを24時間借りてたったの150バーツ(600円弱)程度。
しかも借りるにあたって免許の提示は必要ない。
別に免許なしで運転してよいわけでもないのであるが、ここは何でもありだから大丈夫なのである。
早速バイクにまたがって南へと走る。
もちろんヘルメットはない。これでいいのである。
この島には信号がない。
リミッターがないので時速80キロくらいでてしまう。これでよいのである。
島の中でガソリンはどうするかって?
一応素朴なガソリンスタンドもあるけれど、GSでなくとも、その辺の雑貨やでウィスキーの瓶のようなものに入ったガソリンを30バーツで売ってくれるので困ることはない。
道はおおむね舗装されているが、とにかくアップダウンが激しく、しかも坂の傾斜も半端でない。
奈落の底に落ちていくような急な下りをブレーキ効かせつつ降りてゆくとオートマは自動的にニュートラルになって大変恐ろしい。
しかし、側面に海を見ながらの走行は大変気持ちよく、あっという間に南端のバンケオビーチ。
ここで昼食にカニチャーハンを食べる。
店の前にはカブトガニも合ったのだが、カニってこれのこと?
そんなこんなぶらぶらしながら午後の早い時間に宿に戻った。
ちなみにサイケオビーチの南にはいくつかのビーチが点在し、どれも静かな印象だ。物価も安いし、コンビニなどの必要なものもあるので、静かさを求める人は南のビーチがおすすめです。
夜は昨日と同じビーチでシーフード三昧。
今日も南の空が暮れてゆきます。