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カテゴリ:山の楽しみ方
7月に重度の風邪をひき、そのときに喉ががらがらとした状態がずっと続いていたので、珍しく病院に行きました。
カラオケ言っても歌声が出ないんです。最近あまりやってないけど裏声で歌う浜崎あゆみが私の十八番だったりするので、高音部の声がでないとカラオケもつまらない。 っていうか日常生活でも声が長続きしなくなってきたのでこれはもしや声帯ポリープではと思い耳鼻咽喉科の門をくぐったのであった。 生まれて初めて鼻から細いチューブを入れられて喉の奥まで内視鏡入れられた結果、声帯の炎症が続いているだけとのこと。 ドクターからは治るまであまりしゃべらないように、酒は飲まないようにと無茶な注文をつきつけられ診察は終わったのである。 さて今年は先日の水虫といい結構珍しく病院に通ったところで、今回は野外での、病気にまつわるお話など。 正直言って、山では病気への対策はあまり重要ではありません。 だいたい体の調子悪いときには山に行かないし、短期間の山行で突然に体調が崩れることはあまりないからです。 ですので、山での体調不良は比較的単発的な熱中症、日射病、頭痛、歯痛、腹痛などが主でありそれ相応の薬を持っていけばよろしい。 私の場合は鎮痛剤と整腸剤、後は冬山や高山ではユベラ(ビタミンE)を持っていく程度。 その他重篤な症状の出た場合は下山すればよいだけのこと。 その他、低体温症とか過呼吸とか特殊な病気も起こりうるが一般的にはあまり考えない。 高い山だと「高山病」の心配があるけれど、これは低いところに行けば治るので問題はない。 昔、アンデスで上の方のキャンプで高度障害に苦しんだときは、激しい頭痛、腹痛、不眠、咳、意識混濁などが絶え間なくおそってきて死にそうな思いをしました。いずれにしてもこれも「下山」もしくは「慣れる」意外に根本的な対策はありません。 山では病気よりもけがの方がはるかに心配です。 転ぶ。 ぶつける。 崖から落ちる。 岩が落ちてくる。 雪崩に遭って窒息する。 医師ではない我々一般人には外傷に対しては応急処置意外何もできませんが、こういう場合でも応急処置はできるような知識と、道具は準備しておきたいものです。 といっても私の場合は、消毒剤とガーゼ、絆創膏、テーピングテープ程度しか持っていかない。あとは手ぬぐいやバンダナで代用する。 テーピングは患部固定用だけではなく、包帯にもなるし、ガムテープの代わりにもなるし、たき火の焚き付けにもなるので非常に便利な小物である。 ともあれ、山での病気やけがも所詮は応急処置の息を出ないので、せめて完璧な応急処置ができるように普段から心がけて起きたいものです。 ところで病気話ついでに 6月から治療していた足の白鮮菌(いわゆる水虫)の治療がやっと終わりました。 爪水虫の治療はパルス療法といってイトリゾール系の内服薬を1週間飲み、3週間休むというサイクルを3ヶ月続けます。薬は白鮮菌の活躍を抑えるため、その間に爪が伸びて菌は追いやられるというわけです。完治には早い人で3ヶ月長い人で6ヶ月から1年かかるということです。 ちなみにイトリゾールは大変高価な薬なので私はジェネッリックのイデノラートを使いました。ドクターからはジェネリックといえども薬効成分意外の部分が違い、その吸収率によって効果は変わってくるとのことでしたが。 とはいえ頑固な水虫を根治するのだから医学の力ってすごい・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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