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テーマ:旅のあれこれ(10281)
カテゴリ:ひとり旅きまま日記
「クレオパトラニードル」って知っていますか?
山をやるひと。わけても剣岳近辺に登ったことのある人ならば、あの剣岳東面に鋭く屹立した岩峰を思い浮かべることでしょう。 剣岳近辺は、高山の荒々しい空気の中に氷河や豪雪に磨き抜かれた鋭い岩峰をはべらせたまさに岩と雪の殿堂! 僕も目を閉じればかの山々をよじっていた20代の頃の光景が目に浮かぶようであります。 クレオパトラニードルは剣岳東面にそびえる岩峰であります。 岩峰自体はそれほど大きくもなく、地図にも載っていないし、名前それ自体俗称にすぎないのです。 でも僕は見つけてしまったのです。 どこか世界におもしろそうでマイナーな山ないかなあと世界地図を眺めていたときに「クレオパトラ・ニードル山」と名付けられた山を見つけてしまったのです。 どこかって? その場所はフィリピン、パラワン島の北部。 昭文社発行の「GLOBALACCESS地図帳」には州都プエルトプリンセサの北へ50キロくらいの地点に山をあらわす▲マークとともに1593m クレオパトラ・ニードル山と書いてありました。 想像(妄想?)が膨らみます。 パラワン島と言えばエルニドというリゾートが有名ですよね。 ニドは現地語でツバメの意味で、エルニドのツバメは大岩壁の途中に巣を作るのですが、その巣は高値で取り引きされる高級中華食材。 そこで地元の「ニドハンター」はツバメの巣をとるために命がけで大岩壁を登るのだそうです。 紺碧の海をバックにした大岩壁。 そこを悠々と登るクライマー(?) そんな海とジャングルの中に存在するであろう「クレオパトラニードル」とはいったいどんな山なのだろう。 この目で見てみたくなります。 しかしながらネットで検索しても、パラワン島のクレオパトラニードルなどまったくヒットしません。 グーグルアースで探してみても、その辺は雲に覆われてよくわかりません。 なんとなれば行ってみるしかありません。 登れなくてもみるだけでもまあわくわくする話じゃないですか。 よし行こう! ってそんな訳で単純にとりあえず、あこがれのパラワン島を目指すことにしてみました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年05月20日 23時32分17秒
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