今年は3月から毎月キャンプにでかけていたが、今月はまだどこにも行っていない。
別に梅雨のさなかに無理してキャンプする必要もないんだけど、週末の天候が久しぶりに好天となってはどこかに行かないわけにはいかない。
いつもは準備だ片づけだと時間に追われるてのんびりできないので、今回はシンプルに「キャンプ」ではない「野宿」で行こうときめたのだ。
ファミリー野宿の場合、ネックになるのがトイレの存在だ。ましてや我々のように常に人混みをさけて不便な場所を徘徊するファミリーにとってはトイレ問題はいつも行動を制約するファクターとなる。
なのでこんなもの買ってみました!
これで、追加でポップアップ式のシェルター購入すれば即席トイレのできあがり!
問題は普段の収納場所ですが、先月作成した庭のウッドデッキ下にすっぽり入るサイズなので問題クリア!
強力なグッズに嫁さんも気をよくしてどこでもテント張っていいよとのことなので、強気のファミリー野宿に出発です。
6月の週末
天気はよし
金曜日にそれぞれ学校や仕事から帰宅した20時半に出発です
時間が遅いので目的地は奥多摩
奥多摩で野宿に適したポイントはいくつかありますが、今回は時期的に蛍をみたいと思い水辺を選択。
当ブログでもたびたび登場する「入川谷」林道の奥の河原をチョイス。
家から快適に1時間で林道に入る。
「もう着くよ~」
さあ着いたら薪集めて、たき火と花火だ~と気分のりのりの我々に思いがけない障害が現れたのです
「なんだありゃ!」
そう叫んだ私の目の前にあったのは崩落した崖と、土砂崩れで通行不能となって林道でした。
( ̄▽ ̄;)!!ガーン
ぼーぜんとする私
ショックのあまり写真とれませんでした。
仕方なく、相当進んだ林道をバックで戻ります。
「もう戻れってことだよ」
嫁さんがそういいました。
いやいや、私の頭の中では、ここ以外でキャンプに適した場所がものすごい勢いで検索をかけていきます。
この近くにも海沢沿いの河原とか、成木のなちゃぎり林道の終点とか、日原川の奥地とか、川海苔谷林道のゲートを開けてちょっと行った先の最高のキャンプ場とか、まあいろいろ選択肢はあるのですが、林道崩落の可能性を考えると、リスクは背負えない。
なのでちょっと遠いけど、行きなれた、青梅街道おいらん淵手前の三条新橋麓のサイトをチョイスしました。
ここらさらに1時間
子供は疲れてすでに車内で眠ってしまった。
23時に現地に着くと河原へ降りるゲートが閉まっているが、これは簡単にあけることができたのです。
もう遅い時間でしたが、テントを張り、ひとしきりたき火や花火を堪能したあと
「ああやっぱり誰もいない場所での野宿は最高だなあ!」なんて思いつつ野宿の夜を堪能したのであります。
でも今にして思えばこのゲートは開けてはいけない禁断の扉
この扉を開けたことが翌日の悲劇につながろうとはこのときは思いも寄りませんでした。