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カテゴリ:山形のくらし
小さいときからよく玉こんにゃくを食べてます。
玉こんにゃくって山形のいわゆるファーストフード、テイクアウト OK。一串100円が基本です。 山形の友人と話ししたことがあります。 --------------------------- 東京の原宿あたりに「玉こんにゃく屋さん」を移動式の テナント(ホットドックやケバブなどと同じ)を出すとバカ 売れするんじゃないの? それいいねー絶対売れるよ。 でも、1串100円だべ?100本売っても10,000円だよ。ちょっと割に 合わないよなー んだねー --------------------------- 夢のままの玉こんにゃく屋出店計画。 こんにゃく消費量って山形県が全国一なんですって。 やはり玉こんにゃく効果か、はたまた芋煮か、それともなべか。 そんなこんにゃく一筋でつくり続けているのが、山形県上山市 楢下宿(ならげしゅく)にある丹野こんにゃく。 小さい頃(小学生?)にいったことがあり、こんにゃくの固さに びっくりした記憶があります。 とてもいろんな種類のこんにゃくがあり、そばからさしみから、煮物 からすべてがこんにゃく。 米沢の泉氷鑑を取り扱わせていただいている、新藤酒造店新藤専務 よりご紹介いただき、こちらの営業部長である真敬さんお会いしました。 「まるごと山形」のコンセプトをお話しし、さまざまなこだわりのことを お聞きしました。 「ボタンひとつでこんにゃくができてしまう時代。豆腐屋さんや、 納豆屋さんなど、惣菜をつくる業者がすぐに参入できるこんにゃく。 スーパーでも日持ちがする分安売りになってしまう。」 そうなんですね。 「そんな中、うちは昔からのこんにゃくだけを作り続けてます。 こんにゃくだけを作っているなんてところはほとんどないです よね。 昔からの日持ちのしないこんにゃくをこれからも続けていく ために今の時代にあうこんにゃくを作り続けていきたい」 とおっしゃってました。 なるほど、果物ゼリー風のラ・フランス、りんご、もものこんにゃく や小分けになっているキムチこんにゃくやメンマこんにゃく・・・ これらのアイディアには脱帽です。 なによりそれらを作るのに、こんにゃくの原点を大事にしたいと いう気持ちがあるからこそなんだと思いました。 「豆腐は最近見直されてきて、手作りのものや豆をこだわった ものなど出てきてますよね。 こんにゃくもぜひそうなってほしいものです」 同感です。こんにゃくって小さいころは”おなかのお掃除” をするといってよく食べてました。 食文化からいくともともとは高級食材だったそうです。 それはもともとが、作るのにはかなりの熟練と労力を要するから です。 そんな文化を守り続ける丹野こんにゃく。 胸をうたれました。 本当にありがとうございます。 今度はこんにゃく会席を食べてみたいと思います。 みなさまもぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか? こんにゃく文化を感じることができるはずです。 真剣に私の話を聞いてくださり、また丁寧にさまざまなことを 教えてくださりとてもありがたく思いました。 こちらにはまた遊びにきたいとおもいますので、宜しくお願い 致します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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