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カテゴリ:山形のくらし
今日は寒い一日でした。
気温は日中でも20度まであがらず、雨が降ったりやんだりの天気。 雨が降るたびに寒くなってきて、いつの間にか紅葉、冬へと向かって いきます。 山形は夏が短かった気がしました・・・ さて、近くの田んぼでは稲刈りが進んでおり、男山酒造でも今週末稲刈りをするそうです。 近所の田んぼはこんな感じ。天日干しをしてます。 天気がよくないため暗い写真になっていますが、木のくいを立て、 外側に稲をむけ干す 「くいがけ」 で稲を乾燥させています。 私には見慣れた光景ですが、みなさんはどうでしょうか? こちらの干し方が普通だと思っていましたが、どうも土地によって違う ようです。 「はせがけ」という長い木のくいに稲の根の部分をくくり つけ干すやりかたもあります。 風が強く乾燥しやすい地区は山形や庄内で見る「くいがけ」 そうでない地区でみる「はせがけ」いずれにしても風情がある風景 ですよね。 秋の 「田舎の風景」 そのものです。心がなごみます。 山形の食米主力品種「はえぬき」は今頃の収穫。1反で10俵 (1俵=60kg)程度収穫され、主に業務用の米となります。 酒造好適米の新品種ほすい会用 「出羽の里」(山形86号)は先日稲刈りをしました。 こちらは1反で7俵程度。 贅沢にお米をつくり、いいお酒のモトとなります。 日本酒にするために50%精米をしてしまえば、7俵のうち半分のお米を 削ってしまうので、贅沢極まりないです。 それが、香り高い吟醸酒や、大吟醸となるのですから値段がするは当然 ですよね。 ピュアモルトウイスキーが高いのと一緒です。 日本人の主食 米 減反政策により田んぼの作付け量を減らさなければならなかった、 農家。 一時は、安い古米だったり米不足で輸入米が流通したりしてましたが、 今こそ米を文化、主食としての米を見直したいものです。 いつもおいしいお米を食べて、日本酒を飲みましょう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 23, 2005 01:16:56 AM
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