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カテゴリ:山形のくらし
今日は山形県南陽市にいってきました。
夕暮れになり、17時頃南陽市宮内につきました。 東の麓さんに注文していたお酒を引き取りにおうかがいしたところ ちょうど仕込みがはじまったということで、室(むろ)を見せて いただきました。 お酒の仕込みには、蒸したお米を仕込み用に使うものと、麹用に使う もの2通りに分かれます。 室は、蒸米に麹菌を植え付け麹を繁殖させる場所です。3日間、30度 ほどに保たれたこの場所で、蒸米は麹の力で糖化されます。 この麹のできが、酒質につながるとあって温度管理にはかなり気を 使うところ。 一麹 二モト 三造り というぐらいですからね。いちばん大事な工程です。 ムラが出ないように、切り返しとよばれる作業を行います。 うかがった時は、切りかえし後で山盛りになった麹のうえに毛布が かかっていて、温度を保温しているところでした。 「もう少しはやくいらっしゃれば手伝ってもらったのに」 と東の麓の新藤部長。私でよければいつでも手伝いたいぐらい です。 仕込みに入って、蔵は少し活気を帯びている気がしました。 皆さんがあわただしく様々な仕事をされていて、夏場とは違います。 この年の造りがまた来年の成果へとつながるのですから、いよいよ 本番といったところでしょうか。 とても楽しみです。 ================================================== 東の麓さんをあとにして、車で10分程度の黒沢さんのところへ。 夢ごこちの生産者で、おいしいお米をいただいてます。 先日とあるセミナーで講演された、料理評論家山本益博さん はここの夢ごこちを絶賛しています。 その山本さんが米だけでなく米を炊く水はどうなっているのか? という話をされたそうです。 お米を研ぐとき、炊くとき私はいつも水道水でやってますが、実は いちばんはじめにつけた水いわゆる 研ぐ水 がもっとも水を吸うので重要で、いい水を使うとおいしくなる ということ。 確かにそこまで気をつかったことはないかもしれません。 炊くのにミネラルウォーターを使う方はいらっしゃいますが、 はじめの研ぐ水が肝心なのですね。 分析するとどうなのでしょうか?とても気になるところです。 試してみたいと思います。 このお米の取り扱いを開始した当初から美味しいお米をお届けする ために手間暇がかかっても精米したてのものをお送りしてます。 米は精米すると徐々に脂分が抜けていくので、美味しさが抜けて いきます。 2週間がいいとこ。今までは、新米といっても意外と精米日まで は見てませんでした。でも、精米したてのお米はホントうまいです よね。 そしてこの夢ごこちは、一度食べると虜になってしまいます。 米どころ山形出身の私ですが、かなりの驚きがありました。 甘い、香りがいい、程よくモチモチしている。 とても幸せになるお米です。 ぜひ一度お試しください! 南陽市の東の麓と夢ごこちは、これからの動きも注目です。 暗い夜空の☆彡を見ながら、この山形の自然に感謝するのでした。 東の麓と夢ごこちに興味をもたれた方は こちらをクリック お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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