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カテゴリ:山形のくらし
1/10は山形市恒例の初市です。お祭りってワクワクしますね。
古くは江戸時代からこの時期に初市がひらかれ、様々な縁起物 や木工品などが売られていたそうです。 小学生のときは、なぜ1/10なのかがわかりませんでした。 冬休みが終わり、もう学校がはじまっていてお祭りなのにいけない からです。 名物のはた飴というものがあったのですが、 (ご存知の方いらっしゃいますか?)初飴という白い砂糖を練った 縁起ものの飴のほうが有名です。 今は、抹茶味やココア味などもあるみたいでちょっと気になります。 さてさて、初市はとてもにぎわっていていました。 その中に不思議なものが数多くありましたのでご紹介します。 白髭 山形在来の食べ物あさつきの根っこのついたもので、 髭が白くなるまで長生きするという願いがこめられていた縁起物。 酢味噌和えにしたあさつきはおいしいです。 かぶ 大株主になるようにと商売繁盛を祈願したもの。 だんご木今年一年の五穀豊穣を願って、小正月に飾る。 みずきの木に白や赤の餅団子をつけます。今は売り物で売ってて ウェハースのようなものがくくりつけられています。 このウェハースのようなもの、ふなせんべいというらしいです。 この初市よくよく調べていたら、1/10が山形市で1/12は 山辺町1/17まで北に移動していくようです。 旧暦で1/14にあたる2月下旬には中山町や寒河江、大江町、 西川町では「だんご木祭り」があるそうです。 ふむふむそういうことか。昔からの風習が今も続いているのですね。 祭りではほかにも様々なものを見つけました。 芋煮マンとツーショット。 これはなに?とおもった木の棒のようなへらがついたもの。 店の方に聞いてみると、 「軒先の雪を落とすためのものだ」と教えてくれました。 また庄内のどんがら汁(寒鱈)山形風お好み焼きのどんどん焼き、 鮎の塩焼き、それに玉こんにゃくがあり、寒かったのでつい玉こん を食べてしまいました。そのほかは我慢我慢。 それにしても、縁起物を売っている店よりも普通のお祭り屋台の ようなものが多いですね~ 文化的な部分をもっともっと前面に出したほうがいいのでしょうが、 そうするとお客さんがこないのでしょうね、おそらく。 区画を少し分けて、コーナー別にしてみると、もっともっと風情 ある「初市」に進化していくのではないかなと思いました。 それにしても、臼や杵、まな板などが売っていたのにはびっくり。 臼や杵は、正月前のほうが売れそうですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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