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カテゴリ:山形のくらし
午前中鶴岡の大山新酒酒蔵祭りに行き、夜は上杉雪灯篭祭り。
行きたいイベントが多すぎます・・・ 山形県は4つの地区に分かれています。 山形市、天童、上山などがある村山地方、 鶴岡、酒田がある日本海側の庄内地方、 山形新幹線の終点新庄や豪雪地帯の大蔵村がある最上地方 そしてまほろばの里高畠や米沢がある置賜(おきたま)地方 庄内から置賜までは200km程度。 置賜は母親の実家があり、私のなじみの土地です。 雪灯篭祭りも子供の頃はよく行きました。 ちなみに雪灯篭とは、雪で灯籠を作り、ろうそくで火をともします。 灯篭が300基もあり、夜はとても幻想的な雰囲気が味わえます。 豪雪地ならではのイベントです。 米沢は山形県内でも豪雪地帯で、毎年必ず雪おろしが必要です。 道路は消雪道路になっており、常に水が出ている状態。 米沢市内に入ると、沿道は雪灯篭で埋め尽くされています。 ちょうどバケツに雪を入れてひっくり返してくりぬいたような感 じです。 20mおきにあるととてもキレイです。 もともと街灯や町の明かりがそんなに明るくない米沢。 とても幻想的な雰囲気をかもし出しています。 祭り会場は上杉神社です。かの戦国武将上杉謙信が藩祖の米沢城下町。 19時すぎていましたが、人が大勢出ていてそれ以上に雪灯篭が すばらしかった。 光が蝋燭なのでやさしいし、それが無数にあるので、とても心地よい。 今晩はめずらしくあたたかかったので楽でした。 灯篭だけではなく、雪道には道を照らすまさに灯篭が。 間接照明のレストランや居酒屋はこのような光を参考に作られた ような気がします。 今日は暖かいとはいっても、氷点下。 あたたまりたいと思い、カニ汁を食べました。 寒い中ほのぼのする祭り。まるで初詣のような気分です。 このような祭りは時間の流れをゆっくりさせてくれる、ほっとする お祭りとして続いてほしいものですね。 最後に山形大学工学部が世界に誇る技術「有機EL」の雪灯篭が ありました。 白色だけではなく、青にも緑にも光る発色体。 将来はもっともっと薄い壁掛けテレビが出来ることでしょう。 「むづるし」という置賜弁で 曲がる=むづる と 目じるし があわせってできた観光案内版です。 今後はこのような案内板にも有機ELを使用し、また 二次元バーコードを使って情報を引き出せるようになる実験的 な取り組みです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 14, 2006 01:08:11 AM
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