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カテゴリ:店舗うんえいばなし
2日間刺激的なゼミナールを受けました。
お世話になっている戸田屋さんの社長から先週金曜日お話しを聞き、即決で行くことを決めました。 内容は商売の原点を見直すことで、 「千客万来」 を今回のテーマとしています。 この商業界という組織は約60年の歴史があり、流通、小売、サービス業を中心とする経営専門の出版社です。 私もこの雑誌を見たことはありました。 どのようなゼミナールなのか?期待と不安を抱きながらのぞみました。 まず、商業会社長の話では、 「この会ですばらしい出会いをしてほしい」 という話がありました。 もともと箱根の温泉で、2泊3日寝る間も惜しんで商業について語り あったというこのゼミナール。 今でもその名残があるように、昼の12:30~夜の22:30までほとんど ぶっ続けで講演をききます。それ以降も夜通し商売について語ります。あいにく私はその場に宿泊しなかったので、夜通し語ることはありませんでした。 もちろんディスカッションをする場や、先輩方に相談をぶつける場も あります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 私が最も面白いと思ったのは、 熊本第一高校校長の大畑誠也先生の「悪戦苦闘能力」を開発せよ! という講座。 先生は、 勉強はしなくてよい。これからの社会を生き抜く、「悪戦苦闘能力」 を鍛えよと生徒達に教えました。 その最も大切なことが挨拶をすること。 どこにいっても誰と会ってもはじめは挨拶からはじまるということ。 挨拶は相手を認め、自分を認めてもらうこと。 そのキホンができなければなにもできないと言い切っていました。 先生が挨拶しなさい!っていってもなかなかしないのが生徒。 会社だって上司からこうしろ!といわれるとやる気がうせるもの。 いかにして挨拶させたか?まず自らが挨拶をする。 そして、自分の親に挨拶をしたかをデータをとったということ。 はじめは30%程度だった挨拶が、地域への挨拶へと広がり、そして 90%以上になったこと。 もちろん生徒達も地域の中で自分達が見られているという感覚、 地域の人も今まで挨拶をしなかった高校生が毎朝挨拶をしてくれる 喜び、全体が活性化していったといいます。 なにをおいてもまず挨拶から。 基本的なことですが、自分の挨拶がおろそかになっていたことを見返しました。 また同時に、会社をそして気持ちを活発にするためにはまず声を出すことが大事だということを痛感しました。 「挨拶で日本を変えたい」 とおっしゃる大畑先生の言葉には感銘を受けました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ また、2日目でとても印象に残ったのは、モンキーフリップ社長の 岸正龍さんのお話。 モンキーフリップとは、かっこいいサングラスのお店で、名古屋に 5店舗あります。 実家が宝石屋の岸社長は、商業会ゼミナールでメガネ屋をやりたい と思い、メガネ屋をやりはじめました。 しかし、なかなかうまくいかなかったそうです。 その理由はモノを売っていたということ。 モノを売るのではなく、人にフォーカスしなければならないことを気づいた時、初めて自分がやりたい年代層、そしてお客様にどんな動きをして購入してもらいたいか?というストーリーをたてられるようになったといいます。 若い17歳~20代前半の男性がかっこいいといわれるようなメガネを提供し人気が爆発しました。 仕事をする上で、お客様がうれしいと思うことを提供するのが必要であり、それにはターゲットを絞ること、どのような戦略や、コンセプトをもってお客様に魅せることが必要だとおっしゃっていました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 2日間とてもハードな研修会でした。 しかし、刺激を受けること、得るものはあまりに多かったと思っています。 基本動作を徹底すること。挨拶。感謝。メモ お客様に対する考え方について。自分がお客様の立場に立つこと。 会社の戦略について。明確な目標を立てること、ターゲットを絞り込むこと。お客様の流れを考えること。 そして 「自らが動くこと」 そんなことをかみしめながらこの会を終え、これからの仕事に即生かしていきたいと思いました。 戸田屋の社長お誘いいただきありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 21, 2006 12:32:09 AM
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