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カテゴリ:山形の果物
まだ雪が深い山形。今年は冬が半月ほど早くきて、とけるのも早そうな気がします。
山形の代表的な果物さくらんぼ。この果物には目がない方が多いのではないでしょうか。 6月下旬が最盛期になるさくらんぼ。 今はどういう状態なのでしょうか?雪の中に埋もれ放置状態なのでしょうか? 先日お知り合いになった川田さんよりお誘いがあり見学にいってまいりました。 雪の中にさくらんぼの木はありました。 木の周りは少し黒くなってました。 「雪の上に鶏糞をまいて、雪を早くとかすんです」と教えてくださいました。 早く雪がとけ地熱が上がったほうが良いそうです。 今は枝の剪定(せんてい)や摘蕾(てきらい)という作業をします。 剪定は適度に枝をのこして、良質の実を残すようにすること。 摘蕾は、つぼみの量を調整し大きい実に仕上げるようにすること。 2月の中旬にこのような作業をされているとは知りませんでした。 さくらんぼの蕾は今このような感じ。 一つの蕾がめん棒の先程度の大きさ。 ここから新しい芽が出てきて花がさき、実を結びます。 この蕾を3個程度残し、あとは取り除く。樹勢がよくなるそうです。 通常6月はじめにビニールハウスをはって雨よけをし、実割れを防ぐ さくらんぼですが、ビニールハウス内部が高温になりうるみ(実が柔らかくなる)の原因になります。 ここの農家さんでは、ビニールハウスをはりっぱなしにせず、しっかりと日光をあて、涼しくすることで自然と糖度があがるそうです。 やはり自然の力がすばらしい果実を実らせるのですね。 川田さんは変わった経歴の持ち主ですが、農業に対して並々ならぬ情熱を盛っておられる方です。 ある極秘プロジェクトも進行中のようです。とても楽しみですね。 美味しいラーメン屋さんを紹介していただきました。 寒河江の凛亭の中華麺はオススメです。 さくらんぼがこうしてできるんだ!面白い!と思った方は連絡 ください。 さくらんぼ狩りなどではなく実際の作業をすることを考えています。 美味しい食べ物を食べるためには、作っている過程や、作業を 知らなければなりません。 私も勉強していきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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