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カテゴリ:山形のくらし
ソメイヨシノが散ってしまい、山形は八重桜やしだれ桜がピークを迎えています。
そして、各地で勢いを咲きはじめている花が、さくらんぼの花 真っ白な花で、桜のようにモコモコとした感じになります。 小さい頃は何気なく見ていた風景ですが、桜が咲き終わる頃には急激に暖かくなり、草木がいっせいに芽を吹きはじめます。 枯れていた山の木々が目を覚まし、太陽にむかってまっすぐ伸びていくそんな力強さと頼もしさを感じる時期です。 さくらんぼのつぼみを取り除く作業から2ヶ月半。やっと花が咲いて今は蜂たちに受粉作業を手伝ってもらったり、羽ほうきのようなもので受粉作業を手助けしたりします。 山形のさくらんぼで最も有名な佐藤錦という品種は直受粉しません。 同じ品種の花の花粉では受粉しないのです。 そのため、受粉樹として別の品種のナポレオンや高砂の木が必要になってきます。 不思議な果物です。実はラ・フランスも同じ受粉樹が必要なんです。 こうやって受粉した花が果物となり、6月下旬には美味しいさくらんぼとして全国に送り届けることができるのです。 これから山形ではこのさくらんぼで大忙しになることでしょう。 まるごと山形のさくらんぼも予約を開始しました。よろしくおねがいします。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ さてさて、こちらの農家におうかがいしたあとそばを食べに行きました。 吉里吉里(きりきり)というお店。 〒994-0068 山形県天童市大字高擶(たかだま)北137-4 023-655-5670 旧家の木張りの塀が並ぶところにある、雰囲気がモダンなステキなお店です。 蔵と座敷を利用して、現代風にアレンジされています。 昨年冬のdancyuに出ていたので行ってみたいと思っていたお店でした。 「ざいごそば」と「ざるそば」があり、二つ楽しめる「あいもり」もあります。 私はそばには欠かせないにしんと「あいもり」を注文。 にしんは山形らしからぬ柔らかさと穴子のような上にかける甘いたれでびっくり! 個人的には固いにしんのほうが好みですが、これもうまいと思いました。 そしてそばはといいますと、のどごしすっきりな細めんです。 あいもりが940円でにしんが540円だったと思いますので少々高めです。 おいしかったのがそば湯。どろっとした感じのそば湯は山形では少ないのでちょっと驚きでした。 こんな感じで鉄瓶に入っています。 左利きにはうれしいそば湯さしでした。 山形はこれからさくらんぼの繁忙期へと突入します。 春を迎えて一気に夏に向かっていく感じですね~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 8, 2006 01:52:29 AM
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