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カテゴリ:山形の果物
今週頭からさくらんぼ発送や伝票チェックなどの業務に追われています
blogが更新できてなくてすみません。でもうれしいことです 産地山形はいまが一番忙しいとき。 幸い天気が昨年のような急激な暑さがなく、すばらしい状態のさくらんぼをお届けすることができていると思います。 さて、そんな発送チェックを行っていると、山形県の職員の方やそのほかの方10名程度の方々がいらっしゃいました。 山形県が認定している山形セレクションの調査です。 山形セレクションとは 「山形の技と心を伝える」 ~ 今そして未来へ、全国・世界へ ~ ○高い品質 ○安全性・安心感への配慮 ○山形の自然、歴史・文化の継承 ○山形の技術・技法の伝承 ○環境への配慮 という5つの基準をもっており、山形基準で農産物から加工品それに観光地なども選んでいこうというブランド化戦略の一環です。 さくらんぼでは糖度が20度以上が一つの基準のようです。 びっしり詰まったさくらんぼから数個を取り出し、チェックをする調査員の方々。 皆様真剣です。 その中の一人が、 「赤いのと黄色いのがあるけど、さくらんぼは赤いのしか見たことがないんだけど、これが一緒の箱に入っていて、それを同じとしていいの?」 といってました。 周りの人はだんまり。 思わず私が、言いそうになりましたが、思いとどまりました。 お店で見る真っ赤で色が濃いキレイなさくらんぼ。はたまた、裏側は黄色のピンク色のようなさくらんぼ。 私は、産地にいるので当然だと思っていたし、日当たりによって変わる、まさに農産物なんです。ちょっとくらい黄色い色のもののほうが酸味があって個人的には好きなのですが、でも黄色いさくらんぼってさくらんぼではないような言い方をする。 かなり頭にきました。 でもふと思いとどまってみると、もし自分がお店で購入する場合、黄色い色のものはそれなりの値段でなければ買わないかもしれないなんて思いました。 店頭で並ぶさくらんぼと、産地で見ているさくらんぼ。 そこにはかなりのギャップがありそうです。 私はそういった感覚の違いをできるだけ埋め、どちらも納得できるような情報を伝えていきたいとあらためて感じました。 ちなみにこれが糖度計。 実をつぶし果汁をつけることで糖度がわかります。 糖度20度はかなり甘いです。りんごは15度でかなり甘いですし、いちごも15度程度ですから群を抜いた甘さなんですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 24, 2006 11:54:47 PM
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