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カテゴリ:山形のくらし
先日おうかがいしました自然薯畑。
粘りと甘さに圧倒されたのをおぼえています。自宅でいただきました自然薯は、祖母がすり鉢ですってくれたこともあり、おたまですくえないほど。 こんな食べ物があるんだと正直驚きました。 自然薯は自然に自生する日本の在来種の山芋です。探すのが困難で、特に東北では雪が降ると茎と芋がきれてしまうため、旬の時期の11月から3月くらいまでは探すことができません。 ただ、現在では苗をバイオ技術で増やし、畑で栽培できます。 山形市から北へ約30km、最上川の雄大ながれのところにある大石田町に自然薯はあります。 6月初旬には芽しか出ていなかった自然薯は、わさわさと生い茂っていました。 植えたての時とは全くべつものです。下のほうには葉っぱは少ないく茎だけが伸びているのですが、うえのほうには葉っぱが多いです。 よく見ると小さい花が咲いています。 すずらんのような鈴なりになっている花で、柑橘系の爽やかな香りがします。山に生えていたら何かわかりません。 草を毎日採り、日光が葉っぱによく当たるように育てる。 むかごという、芋の子供が出てきています。 これが種芋となり、落ちた部分からまた新たな芋が生えてきます。お米と一緒に炊いたり、ゆでたりして食べるそうです。 私は知りませんでした。 生で食べてみましたが、まさに芋の小さい版。粘りが多少ありました。 まだ10cm程度の芋ですが、こらから寒くなるにつれ養分をどんどんと地下の芋に蓄えていき、150cm程度になるとのこと。 9月下旬~10月初旬が本当に待ち遠しいところです。 現在は、雪室に貯蔵した自然薯があります。味がまろやかになりよりいっそう美味しいでそうですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 29, 2006 12:14:50 AM
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