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カテゴリ:山形のくらし
先週の蔵王とはうってかわっての快晴。
前日の日本酒学校OB会2次会から早めに引き上げてきたおかげで、すっきりの目覚め。 でも待ち合わせ時刻に遅刻。一緒に行く秋田のまさたろくんとMさんはお待ちかねでした。 蔵王の麓国道13号線沿いの山形県観光物産館に2台車を置いていこうと思ったのですが、係の方から注意をうけ3台で蔵王に登ることに。 朝から快晴だったので、地元の方々もみんな蔵王に登ってきている模様。 蔵王ロープウェイ山麓線はすでに乗車整理券が出ていました。 我々夫婦は先週も滑っているし馴らしはばっちり。まさたろくんとMさんはかなり滑れそうだったので、しょっぱなから飛ばしました。 いや~気持ちいです。バーンは固め、締まっています。 そして山頂まで見渡せる景色。たまりません 月山や朝日連邦だけではなく、遠くは鳥海山まで見えます。大パノラマ! 先週の吹雪、そしてこの週の大荒れの天気により、ゲレンデコンディションは最高です。 リフト1つ1つのぼり、ユートピアゲレンデへ、山頂線に乗ろうとしましたが並んでいて1時間以上は待ちそうな予感。 先にパラダイスの方にいって、食事をしてから山頂に行くことにしました。 樹氷がまぶしい。雪がまぶしいぃぃぃぃ。 私のあまり写りが良くない携帯でもこれですので、すばらしいデジカメならさぞかしよかったでしょう。 ちょっとはやめの昼食。いつもは吹雪の時に食べる鍋焼きうどん。身体がぽかぽかになってうれしいのですが、快晴のためうれしさ半減。 パラダイスのリフトにのって樹氷原コースへ。別世界です。この場所にいることが出来る喜び、そしてそれが自宅から40分足らずでくることが出来る場所であること、全てにおいて心身ともに喜びを感じました。 山頂線ロープウェイの列は昼時だけあって少し減っていたので、これは並ぶべと40分程度並びました。 まさたろさんやMさんは山頂線がこのゴンドラになってから乗ったことがないらしく、ちょっと感動していました。 昔は整理券が取れずに山頂いけなかったよね~なんて話をしながら。そういえばパラダイスの終点から板かついで登っているひとが結構いましたね。 山頂に到着すると、かなりの人。いつも立ち入り禁止になっているエリアにも人がたくさん。 樹氷鑑賞の人達やスキーヤー多くの方々が樹氷に魅了されています。 自然の造形物樹氷。 日本海から吹きすさぶ冷たい季節風。蔵王山頂付近のアオモリトドマツの木に北北西の15mを越す風雪があたり、氷点下10℃以下の気温によって、大気中の水蒸気がこおり、過冷却水滴となって「エビのしっぽ」と呼ばれる樹氷の原型を造りだす。 子供の時から何度となく聞いていることなので、自然と覚えてしまいました。 そして、それが幾重にも重なり樹氷へと成長していきます。 蔵王山頂で吹雪を体験すれば、少なからず自分に樹氷のようなものがついてくるのがわかるはずです。 日本全国でも八幡平とこの蔵王だけが樹氷の出来る気候、風土が偶然あるんです。 蔵王の晴天率は30%にも満たないぐらい。その中でも我々の休みに当たるなんてなかなかないものです。 子供の時は山頂から滑ることは嫌いでした。かなり寒くて、ほっぺたいたくで。鼻水凍るし、右の耳がよく凍傷になったものでした。 坂も急で・・・なんで毎回つれてかれるかがわからなかったです。 そして、山頂からのコースは「ザンゲ坂」という名前。寒すぎてまさにザンゲのようなものでした。 ちょうど「俺たちひょうきん族」が流行っていたので、ザンゲはこんな厳しいのかと子供ながらに思っていました。 でも一度晴れた日の樹氷を見たときにわかったきがしました。こんなにすばらしい景色が広がる蔵王山頂。 だからわざわざ吹雪の時でも山頂から滑ってくるんだと。 そんな思いをしみじみ感じながらゆっくり樹氷原コースを滑りおりました。 その後は、黒姫、大森と飛ばしながら気持ちよくクルージング。 へとへとになりながら横倉のカベを滑って15:00前には終了でした。 山頂の混雑から比べると下のゲレンデはすいていてとっても気持ちがよかったです。 晴れている日は思いのほか滑っているようで、妻もまさたろさんもMさんも足に疲れがきていたようです。 ちょうどいいところで終了でした。 今年私が行った中でいちばんの天気の蔵王。晴天の日が多いようで、樹氷が融けてきてしまうのも早そうです。 春スキーのようなザブザブ雪になる前に蔵王に一度滑りに行きましょう! 樹氷ライトアップも開催中です。ぜひぜひご来場くださいませ。 蔵王情報はこちらをご覧ください。毎日写真付きで更新されています お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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