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テーマ:旬・シュン・しゅん♪(3076)
カテゴリ:山形のくらし
山形にいながら一度も見に行ったことのない人間将棋。
我が家の両親からいわせれば 「あだなヒマなの見にいかねべ~」 という代物。そうです。ただ単に将棋の対極の駒を人間がするだけのことなのだから。 私もそんな考えを受け継いでいて、人間将棋を見るのは物好きだと思っていました。 新聞で、人間将棋の駒募集!というのを見て妻が、 「面白そうだね!」 なんていうものだから、おっとそうくるとは・・・なんて思いつつ申し込んでみたところ見事2人とも駒役になれました。 私は西軍(赤)香車、妻は同じく西軍(赤)歩 女性は歩役での募集でした。 興味本位に申し込んでみたのですが、当日はあいにくの雨。 外だったら気持ちよかったのに~なんて思いつつ、リハーサル会場へ。 まずはそれぞれが甲冑、着物に着替えリハーサルです。 素材はプラスチックとアルミですので、重くはないのですがずっとつけていると重くなるものです。 着てみると意外と様になっているようです。 ただ、香車は駒の中では桂馬と同じく足軽のような衣装で、金将や銀将、さらには飛車、角行、しいては王将などはきらびやかでちょっとうらやましい服装でした。 しかもキャンセル待ちの人がいい駒になるなんて・・・ まあ、そんなことはいいとしてこんな感じの甲冑です。 カッコいいものです。これを見ているとまるでガンダムのモビルスーツのギャンやアッガイのようです。 参加者は東京、大阪からわざわざ来た方や、宮城、市内などの近郊の方々など様々。 将棋好きの方だけでなく、甲冑好き、私のように興味本位の人もいます。 女性では地元でかり出された方もいらっしゃいました。 リハーサル終了後は本番会場へ。 鈴木大介八段と松尾歩六段の対極でした。といってもどちらもわかりません。すみません。 会場はお客様でいっぱい。その中甲冑を着て入場するなんてとてもうれしいものです。 対極がはじまり、さすがはプロできるだけ駒を動かしてくれます。 私は王将が囲われるほうと反対側の香車で、ヒマでボケーっトしていましたが、ちょっとづつ動かされ、しまいにはとられ、東軍側としてまた参加、またとられ、西軍側で王将の前に大手で参加。 またとられましたが、結構活躍しました。 将棋は小学校の時、一時期はまったことがあったのでプロがさす方法って本当にためになります。 そして解説や棋士同士の会話もまた面白いです。 魅了されました。 自分は駒にしかなれませんが、まるで対極しているかのような錯覚がありました。 今回はあいにくの雨で体育館での開催でしたが、ぜひ来年は桜の咲く公園で駒になりたいです。 予想以上に楽しく、そして面白いイベントでした。 これは一生に一度は見たり、参加したりするべきです。 どうせ人間が動くだけだべ~とおもったら大間違い。 絶対楽しめるはずです。ぜひ参加あるいは見に来てくださいね! また来年も楽しみです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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