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カテゴリ:山形のくらし
佐藤錦の発送が終わり、紅秀峰の発送が終盤を迎えたこの日、尾花沢にいってきました。
尾花沢では徳良湖畔の花笠の湯前広場で手打そばの里まつりが開催されていました。 大石田、尾花沢、村山のそれぞれの雪室貯蔵そばが振舞われています。 雪室は冬場に積もった雪を集めて固め、その雪を使って食べ物を夏まで貯蔵する昔ながらの保存方法。 こんな感じです。→こちら。 今でも尾花沢や村山、大石田、飯豊、西川などの雪が多い地域では活用されています。 様々なものを雪室で貯蔵し、どういったものが雪室での保存に適しているか山形県農業試験場で成分調査などをしているようです。 で、最も適しているのがそばとお酒と根菜類。 お酒のブースには、東光、若乃井、銀嶺月山がありました。 雪プロジェクトの旗がたっています。 雪室で貯蔵する場合の変化はお酒に関しては成分の変化はないそうです。 ただ、0℃~4℃程度で一定の温度を保ち、何より湿度100%なことがお酒の味をやわらかくする、まろやかにするという現象を起こさせるようです。 あくまで官能評価でのことですが。 湿度とはいっても瓶で貯蔵していれば普通の冷蔵庫とは変わりないとは思いますが、タンク貯蔵だと影響があると思います。 尾花沢の翁塾という団体でつくった「翁山」というお酒。醸造元は羽陽男山。 さわのはなという昔からあるお米を使い造るこのお酒はすっきりした味わいのある飲み口のよいお酒。 思わず購入してしまいました。 今度チョーさんにおすそ分けいたします。楽しみにしていてくださいね。 自然の恵みを利用する試み、これからも様々な場面で広がってくるような気がします。 雪が豊富な山形、タイムカプセルのような雪室におもいをこめて毎年の楽しみにしたいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 11, 2007 12:24:51 AM
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