初詣 (葛西神社~柴又帝釈天)
明けましておめでとうございます。 今日は元日なので、毎年恒例の初詣に行ってきました。まず、地元(葛飾区金町)の氏神様である葛西神社に20分ほど歩いて辿り着きます。この神社は「葛西囃子」発祥の地で、毎年元日には実演があるそうです。神社の境内では、お焚き上げをしているので、昨年の御札や御守りを持ち寄り納めてきます。そして、新たに今年の御札を買います。葛西神社の境内には、厳島神社、諏訪社、稲荷社、富士大神、伊勢神宮などを祭った社が点在しているので、それを1つ1つ巡ってお参りするのが恒例です。 そこから江戸川の土手に出て、柴又帝釈天まで30分ほど歩きます。土手を歩くのは爽快ですが、曇り空なのが残念。江戸川の土手は「男はつらいよ」のオープニングにも出てくるお馴染みの風景です。正月になると柴又帝釈天は境内も参道もたくさんの人で混雑します。帝釈天の裏道には露天が並び、それを食べている人で道は一杯になります。 帝釈天の境内には、ひしゃくですくって水を飲んだり、お線香の煙を自分の身体に当てたり、お地蔵さまをたわしで洗うスポットがありますが、正月は賽銭箱の近くに行ってお賽銭を投げるのが精一杯。帝釈天では兜を形どった加太守(かぶとまもり)を買います。このお守りをその年の恵方(縁起の良い方向)に向けて天井に貼ると、その方向から幸運がやって来ると云われています。そして、帝釈天を出てすぐの店でいつも愛用の暦を買います。帰りは混んでいるので参道は通らず裏道にそれるのが通例ですが、今年は参道の門が新しくなり夜はライトアップされるようになったと聞き、歩いてみました。ところが新しくなっただけで何も変わっていませんでした。今度、機会があったら夜に行ってみようと思います。そこから15分ほど歩いて家に着きます。こうして、また1年が始まりました。この1年が皆健康で過ごせ平和でありますように・・・と願いつつ。