プラド美術館展
昨日は上野の東京都美術館で開催中のプラド美術館展を観に行きました。ちょうど、2時からの特別講演会「名画に隠れた謎を解く!」に合わせて行ったのです。1時から整理券配布で1時半から整理券番号順に入館。12時半に行ったらすでに整理券配布を待つ列ができていた。整理券を受け取ってから開場まで30分あった。先に展示を観ようか、講演を聴いてから観ようか迷ったが、時間がもったいないと思い先に観ることにした。30分なので駆け足で観た。講演会は、画家で早稲田大学教授の藪野健氏でした。中央公論新社出版の「プラド美術館名画に隠された謎を解く!」の著者らしい。私はこの講演を聴いてとても面白いと思ったのは、さすが画家なので絵を描きながら話をしたいと言って、机の上には白紙とサインペンが置いてあることです。話をしながら、近くの人に絵を描いて説明するように、その場で絵を描くのです。するとその絵がOHPで投影され会場中央の大画面に映し出されるのです。今は講演やセミナーへ行くと、ほとんどPowerPointで作ったスライドが映し出される中、手書きの文字(絵)をその場で書き、OHPに投影するという方法がとても新鮮に感じました。やはり、絵が上手いから効果的なのだと思うが、実に面白いと思った。講演を聴き終わってから、改めて絵を観たいだろうという配慮から、講演参加者にはもう1度展示を観ることができるよう半券にハンコを押してくれた。無料で講演を聴き、展示も2回観ることができてラッキーだった。久しぶりに絵画鑑賞を楽しんだ1日でした。●プラド美術館展の公式サイト http://event.yomiuri.co.jp/prado/index.htm●チケット情報 http://event.yomiuri.co.jp/prado/ticket_service.htm (このページを印刷して持参すると割引料金で入場できます。)●特別講演会の情報 http://event.yomiuri.co.jp/prado/topics/topics_003.htm