映画「ふたたび」
先週、「ふたたび swing me again」という映画を観に行きました。以前、新聞のコラムで主演の財津一郎さんの記事を見ました。はじめての映画主演で、楽器も使ったことがなく、重要な役だったので自分にできるかためらったところ、監督さんから是非にと口説かれて承諾したとのことでした。ちょうど、近くの亀有MOVIXで上映中だったので足を運んでみました。とても良かったです。若い頃、ジャズバンドを結成して夢のステージに立つ直前に、主人公がハンセン病を発病し、夢叶うことがなく50年が経ちました。療養所から戻り、孫と2人で50年前のバンド仲間一人ひとりに会いに行き、果たせなかった夢を・・・ふたたび・・・というストーリーです。「ハンセン病」という重い題材を扱っていますが、軽妙なジャズの音楽が流れ、初めて会った孫と昔の仲間を訪ねる旅を通して絆を深めるという人間模様を温かく描いていました。バンド仲間と再会するシーンはとても感動的です。そしてその俳優さんも絶妙な演技で、素晴らしかったです。清々しい涙をたくさん流したような気がします。上演映画館は少ないですが、興味のある方は是非ご覧になってください。● 「ふたたび」の公式ホームページ● 「ふたたび」の上映映画館