東日本大震災 ~ 片田教授の防災教育(その2)
先日、テレビで知った釜石の中学校における、群馬大学片田教授の防災教育の取り組みに感動し、ブログで紹介したところ、愛知県の安城防災ネットの方から書き込みがありました。安城市でも防災教育に力を入れており、釜石市の人たちと交流がありその人たちの安否が心配で様々な情報を探していたそうです。そして、愛知県の中学生防災隊から釜石市の中学生へメッセージを伝えてほしいとありました。そこで、そのメッセージを群馬大学工学部宛にメールで送ってみました。すると、そのメールを片田教授に転送してくださり、すぐに片田教授から返信メールをいただきました。片田教授も大変喜んでくださり、近いうちに現地に行く際に釜石の中学生に届けてくださると言ってくださいました。すごい! 届いた! と思いました。そのことを、ブログのコメントに書き込むと、すぐに愛知県の中学生防災隊の方からお礼のコメントがありました。お互いの善意のメッセージが繋がったことに私も大変感激しました。片田教授のメールによると、釜石市の中学生は小学生の手を引き避難し、自分たちの命を守るだけではなく、幼稚園児や小学生そしてご近所のお年寄りなど本当に多くの命を助けたそうです。そして、まさにその時、中学生が小学生の手を引き避難している写真を添付してくださいました。地元の方が撮ってくださったそうです。これまでの長い防災の取り組みの成果だったことを実感します。片田教授のメールの最後には、釜石の中学生の状況が綴られていました。- - - - - - - - 釜石の中学生は、多くの子が家を失い、そして親を亡くしています。卒業を前にして、高校の制服を買えるだろうか、親に負担をかけられないから、進学をやめてアルバイトをするなどと言っています。頑張ってくれた釜石の中学生、小学生の 高校進学、中学進学の支援をしてあげたいと思っております。ご協力を頂けるのであれば幸いです。- - - - - - - - - - - 私は、震災発生後すぐに日本赤十字社の東北関東大震災義援金口座開設を待って義援金を送り、取りあえず、できることは済んだと思っていました。でも、被災者の方たちは避難所での厳しい生活は続いています。不安な気持ちも募っていることでしょう。私は改めて募金するとともに、募金のお願いを呼び掛けていきたいと思います。そして、防災教育の大切さを発信していかなければならないと思いました。震災で助かった多くの命のために、子どもたちのために支援をお願いします。片田教授が釜石市の児童・生徒への進学・就学支援をはじめたことをネットで知りました。お気持ちのある方はぜひご支援お願いいたします。 ● 釜石市の児童・生徒への進学・就学支援のお願い ● 日本赤十字社の義援金・救援金募集 このほかにも、さまざまな方法でさまざまな場所で募金することができます。ぜひ、皆様のご協力をお願いいたします。● 釜石市における防災教育の取り組み● 東北関東大震災 ~ 片田教授の防災教育 のブログ