葛飾ブランド「葛飾町工場物語」
葛飾区では、区内で生産された技術やすばらしい製品・部品などを葛飾ブランド「葛飾町工場物語」として認定する制度があります。葛飾区と東京商工会議所葛飾支部が実施している制度で、毎年認定品を募集し、認定の調査・審査を行い、認定品を決定するのもで、今年で8回目となります。認定されるとロゴマークが付与され、その製品の素晴らしさをマンガにした「葛飾町工場物語集」に掲載され、ホームページでも紹介されます。私は葛飾区でパソコン関連の仕事を8年間務めてきたので、この制度をずっと見てきました。昨年12月に、葛飾区の製造業よりパソコン活用の相談を受けた時、この制度が頭に浮かびました。ホームページ作成の打ち合わせをする中で、同時に「葛飾町工場物語」の応募を勧め、お手伝いして期限ギリギリで応募しました。そして、一次審査、二次審査を通過し、お客様の製品が認定されました!その製品は、赤ちゃん用歩行器です。以前は国内でも歩行器製造会社はいくつもあったそうですが、今ではほとんどが中国・韓国・台湾製となり、国産歩行器製造は1社となってしまったそうです。その話を聞き、絶対に「国産」を残さなければいけないと強く思いました。そのためにも、葛飾ブランド「葛飾町工場物語」に認定され、ブランド力を付けることが、外国製との価格競争から抜け出す手段になると考えました。認定品に決定したので、これからは自信を持って、製造・販売していただきたいと願っています。9月5日~7日に東京理科大学葛飾キャンパスにおいて「葛飾区産業フェア」が開催され、そのイベントとして6日(土)に葛飾ブランド「葛飾町工場物語」認定書授与式が開催されました。葛飾区長の挨拶、東京商工会議所葛飾支部会長の挨拶、認定書授与、認定企業各社の挨拶があり、最後に記念撮影となりました。また、葛飾区産業フェアでは「葛飾区町工場物語」認定品の展示ブースが設けられ、認定のお手伝いをした有限会社大幸の「赤ちゃん用歩行器」も展示されました。この制度を利用して葛飾区の多くの企業が飛躍されることを祈っています。● 葛飾ブランド「葛飾町工場物語」のホームページ http://www.tokyo-cci.or.jp/katsushika/machikoba/● 認定品「赤ちゃん用歩行器」 認定No.2611● 有限会社大幸のホームページ http://www.creer-dk.jp/