旧古河庭園のバラ
10月下旬に旧古河庭園に行きました。以前から行きたいと思っていたところに、近くに行く用事があったので寄ってみました。ちょうど「秋のバラのフェスティバル」が開催中で、バラが見頃で素晴らしかったです。中に入ると素敵な洋館が目を惹きます。そして洋館の周囲には様々なバラが咲いていました。この洋館は、ジョサイア・コンドルの設計で大正中期に建設されました。大正12年の関東大震災で難を免れ、戦後国へ所有権が移り、その後東京都が国から借り受け、一般公開されるようになったそうです。そして、平成18年には文化財保護法により国の名勝指定を受けました。洋館は高台に建ち、階段の下にはまさにバラの花園、西洋庭園が広がっていました。綺麗に整備された花壇には、様々な種類のバラが咲き誇っています。 そして、さらに西洋庭園から階段で降りると、その下には日本庭園が広がっています。心字池を中心に、周囲には様々な木々が茂り、茶室や滝などもあります。旧古河庭園というと、洋館とバラのイメージが強かったのですが、日本庭園としても見ごたえのある立派なものです。紅葉は素晴らしいことでしょう。旧古河庭園には、洋館、西洋庭園、日本庭園と見どころが多く、春・秋のバラ、紅葉と季節ごとに楽しめる庭園です。ぜひ、訪れてください。●旧古河庭園のホームページ 「公園へ行こう」