Office 2016 規定フォントに思うこと
Office2016 を使い始めてまず気づいたことは、フォントの規定値が「游明朝」「游ゴシック」と見慣れないフォントになっていることです。今までずっと、Wordは「MS明朝」、Excelは「MSPゴシック」が規定値だったのになぜここで変えるのだろう???今まで書類で既定のフォントを使っていれば、書類の文字が変わってしまう。このフォントはこれまでのOfficeにはないので、古いバージョンで開いた時は別のフォントに置き換えられてしまう。今までの状態を継承するという意識はなかったのだろうか???ネットで調べたところ、「游明朝」と「游ゴシック」は、Mac版 にも存在し、Windows版と揃える意味があるらしい。でも現実には、Macを使っている人(企業)はずっとMacを使っているのでWindows版に揃える必要はなく、Windowsを使っている人(企業)も、ずっとWindowsを使っているので、Mac版に揃える必要はない。むしろユーザー側からみれば、今までのフォントを継承して欲しいところだろう。これは、ユーザー側の論理ではなく、提供者側の論理ということか。マイクロソフトは何を見て、どこを目指しているのだろう、たぶんそこに顧客(ユーザー)という観点はないのだろう。