映画「ゴッホ 最期の手紙」
先月、上野松坂屋の隣にオープンしたばかりの映画館に「ゴッホ 最期の手紙」を観に行きました。この映画は、ゴッホが弟テオに宛てた手紙を、郵便配達員でゴッホの友人ルーランが息子に託すという物語で、アニメーション映画です。息子のアルマンがテオの消息を追ううちにテオの死を知り、さらにゴッホの最期の日々を辿りながらゴッホの死の真相に迫るというものです。とても意外な真実(?)に触れ、驚くとともにゴッホの人柄を知ることができたような気がします。途中、ゴッホの絵のモデルにもなっている「郵便配達員ルーラン」や「タンギー爺さん」が登場し親しみを感じました。映画の原画は、125人の画家たちが描いた62,450枚の油絵によるアニメーション、まさに動く油絵です。壮大で素晴らしい試みに感動しました。参加した世界中の画家たちのゴッホへの思いも感じることができます。この映画は、字幕版と吹き替え版がありどちらを観るか迷いましたが、絵と内容に集中できるよう吹き替え版にしました。アニメーションなので、ぜひ子供さんにも、多くの人に観てほしいと思います。●「ゴッホ 最期の手紙」の公式ホームページ http://www.gogh-movie.jp/